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電子文書

「電子契約書の作成にはHubbleが便利って聞いたけど、実際どんなサービスなの?」とお調べではありませんか。 この記事では、電子契約書の作成業務を効率化できるシステム「Hubble」のサービス詳細を解説しています。

記事内ではHubbleの特徴や通常のWordとの違いを解説しているほか、料金プランの選び方にも紹介しています。 最後までお読みいただければ、Hubbleのサービスの詳細を理解できることでしょう。ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人
樽見 章寛
樽見 章寛(たるみ あきひろ) 実印.net 編集部
DX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されている昨今、電子契約の導入を検討されている企業も多いのではないでしょうか?電子契約サービス29社を徹底比較した筆者が、みなさまの円滑な電子契約導入をサポートいたします。顧問弁護士による記事のリーガルチェックも経験済み。




Hubbleとは

Hubble

Hubbleとはどのようなサービスなのか、一言で説明すると「Microsoft Wordを使用する法務ドキュメント業務を効率化するシステム」です。

使い方は簡単、Hubble内でこれまでと同じようにWordファイルを編集するだけ。通常のWordよりも便利な機能が多数搭載されています。

なおHubbleは、「クラウドサイン」のような電子契約サービスと混同されがちです。 しかしHubbleは電子契約を結ぶためのサービスではなく、契約書の作成業務を効率化するためのサービスなので、クラウドサインなどのシステムとは領域が異なります。

まだこれだけの説明ではHubbleの詳細が見えてこないので、もう少し詳しく掘り下げて解説していきます。



通常のWordとどう違う?Hubbleの機能を紹介

パソコンを操作する女性

Hubbleのサービスを知る上で、「通常のMicrosoft Wordとはどう違うんだろう?」と疑問が湧いてきますよね。 こちらでは、「Hubbleを導入することで、通常のWordを使用するのとどう変わるのか」という観点から、搭載されている機能を紹介していきます。


文書のバージョン管理機能

Hubbleには、文書のバージョン管理機能が搭載されています。 Hubbleを使って変更したWord文書は自動的にバージョン情報が更新され、どのファイルが最新のものなのかが一目瞭然。

契約書を作成する上で、条文の細かい部分の修正・変更を繰り返すと、どれが最新バージョンなのかわからなくなる場合もありますよね。

Hubbleを利用すれば、「【最新版】ファイル名.docx」などのファイル名を自分で設定しなくても、自動で最新バージョンを表示してくれる仕組みです。


差分チェック機能

Hubbleで編集したドキュメントは、バージョンごとの変更箇所も自動で記録されています。 ドキュメントごとの差分チェックを簡単に行える機能は、契約書作成にとても役立つことでしょう。


ファイル共有をワンクリックで

これまでWordファイルを共有する際には、メールやメッセージツールなどで文書を送信する必要がありました。 文書の送付自体はそれほど手間のかかる作業ではありませんが、そのわずかな手間が積もり積もるとかなりの時間を消費することになります。

Hubbleを利用すればワンクリックでWordファイルを共有でき、さらに文書ごとに閲覧・編集などの権限設定も可能。 企業の内部統制にも役立つシステムとなっています。


テンプレート機能

Hubbleには、よく使うフォーマットをテンプレートとして保存しておく機能があります。 これは電子契約サービスにもよく見られる機能ですが、Hubbleならではのバージョン管理機能と組み合わさることで、より使い勝手はよくなります。


ドキュメントへのコメント機能

Hubbleには、作成中のドキュメントへコメントを付ける機能が搭載されています。 「そんなの通常のWordにもあるじゃないか」と感じるかもしれませんが、Hubbleのコメント機能は文書ではなくバージョンに対して記載する点が異なります。

Hubbleのコメント機能を活用すれば、「社内向けのコメントをうっかり消し忘れて取引先へ送ってしまう」といった失敗をなくせるメリットがあります。


セキュリティを高めるオプション機能

Hubbleには、システムのセキュリティをさらに高めるオプション機能が搭載されています。 具体的には、次の2種類のオプションが用意されており、自社のニーズに応じて利用可能です。

  • シングルサインオン
  • 個別セキュリティ(二段階認証・IPアドレス制限など)

もちろん、クラウド型ソフトウェアである以上、オプションなしの基本的なプランでもセキュリティには万全の対策が行われています。 これらのオプション機能は、あくまで社内のセキュリティ基準によって検討するといいでしょう。



料金プランは無料を含めて4種類

説明するビジネスマン

Hubbleには、無料お試しのフリープランを含めて、全部で5種類の料金プランが用意されています。 Hubbleの料金プランと機能の例を表にまとめましたので、ご覧ください。

プラン名 フリープラン ライトプラン グロースプラン ビジネスプラン エンタープライズプラン
月額料金(税込) 0円 110,000円 154,000円 198,000円 ※要相談
アカウント数 3アカウント 30アカウント 60アカウント 100アカウント ※要相談
ドキュメント数 30ドキュメント 無制限
その他機能 なし
  • 導入支援
  • 期限管理通知
  • 柔軟な権限設定
  • シングルサインオン承認
  • IPアドレス制限
  • 複数組織機能
  • ひな形管理…など

フリープラン以外の4つのプランでは、使える機能は全て同じ。ですので、サービスを利用する人数に合わせてプランを選べば問題ありません

また、法務のみでの利用や、弁護士事務所受けの特別プランも用意されています。 プラン選びに迷った際は、Hubbleに問い合わせてみるといいでしょう。



クラウドサインやSlackとの連携が可能

API連携

Hubbleには、外部システムとの連携機能が搭載されています。 Hubbleと連携できる外部システムの例を紹介すると次のシステムとの連携が可能です。

  • クラウドサイン
  • DocuSign
  • チャットワーク
  • Slack
  • Microsoft Teams

特にクラウドサインなどの電子契約サービスは、電子契約を結べる環境を整えるために必要なツール。 Hubbleとあわせて導入を検討したいところです。


電子契約サービスにはクラウドサインがおすすめ

Hubbleとあわせて電子契約サービスを検討するのであれば、業界No.1のシェアを誇るクラウドサインがおすすめです。

電子契約は取引先の同意を得られるかどうかが重要ですが、クラウドサインなら知名度も高く導入企業も多いので、取引先の理解も得やすいことでしょう。

また、クラウドサインは月額11,000円(税込)〜というリーズナブルな価格から利用可能。 Hubbleで作成した契約書をクラウドサインで締結する、そんな理想的な流れを実現するためにも、ぜひHubbleとあわせてご検討ください。

なお、クラウドサインのサービス詳細は次の記事で詳しく解説しています。

» クラウドサインの詳細を徹底解説!メリットやデメリットも紹介



Hubbleの導入事例

オフィスの風景

最後に、実際にHubbleを導入している企業の例を紹介します。導入企業の例は、次の通りです。

  • 三井不動産
  • 野村不動産ホールディングス
  • CASIO
  • 東急建設株式会社
  • Nestle
  • WANTEDLY
  • ラクスル

このように、超有名な大企業の導入実績も獲得しています。



まとめ:電子契約サービスとの併用が重要

この記事では、Hubbleのサービス詳細や特徴などに関する情報を紹介しました。記事の要点をごく簡単にまとめると、次の通りです。

  • Hubbleは契約書の作成業務に役立つ業務効率化システム
  • Wordをもっと便利にする機能が満載
  • 電子契約サービスとの併用は必要不可欠

バージョン管理や差分チェックなど、Wordにプラスアルファの便利機能が用意されているHubble。 そんなHubbleは、単体で活用するよりも電子契約サービスと併用することで最高のパフォーマンスを発揮してくれるシステムです。

Hubbleの導入を検討されている方は、ぜひあわせて電子契約サービスも導入してくださいね。 次の記事では、先ほど紹介したクラウドサインを含めて、全15社の電子契約サービスをニーズ別にランキング形式で紹介しています。

電子契約サービスをお探しの際は、ぜひご活用ください。

» 電子契約サービスランキング【15社比較】