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LegalForceが契約書のレビューに役立つって評判だけど、実際どんなサービスなの?」とお悩みではありませんか。 この記事では、LegalForceのサービス詳細を解説し、メリット・デメリットなどの情報を総合的にまとめています。

また、LegalForceと一般的な電子契約サービスにどのような違いがあるのかについても、詳しく解説しています。 最後までご覧いただけば、LegalForceを検討する際に知っておきたい様々な情報を全て学べることでしょう。ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人
樽見 章寛
樽見 章寛(たるみ あきひろ) 実印.net 編集部
DX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されている昨今、電子契約の導入を検討されている企業も多いのではないでしょうか?電子契約サービス29社を徹底比較した筆者が、みなさまの円滑な電子契約導入をサポートいたします。顧問弁護士による記事のリーガルチェックも経験済み。




LegalForceとは

LegalForce

LegalForceとはどんなサービスなのか、疑問に感じている方も多いでしょう。LegalForceのサービスを一言で解説すると、AI技術を用いた契約書のレビューサービスです。

「レビュー」という言葉を日本語に訳すと「評価」などの意味があります。 つまりLegalForceは、AIが契約書の内容を評価してくれるサービスなのです。 契約書の条文や解釈などのチェックをAIが行い、潜んでいるリスクを自動的に洗い出してくれます。

LegalForceの運営元である株式会社LegalForceは、弁護士やプログラミング技術者からなるプロフェッショナル集団。 法務とプログラム系のテクノロジーに関する高い知見を生かして、このサービスが提供されているのです。


LegalForceでできること

LegalForceでは、契約書のレビュー機能をはじめとして、様々な機能が搭載されています。

  • AIによる契約書の自動レビュー
  • 条文の検索機能
  • 契約書のテンプレート
  • 書式集
  • Wordアドイン
  • バージョン管理
  • 差分チェック
  • 修正文の例を表示

特に、バージョン管理や差分チェックは契約業務の効率化に役立つ機能です。 「どのバージョンが最新かわかりにくい」「どの部分を変更したのかがわかりにくい」といった契約業務にありがちな問題を解消できる機能が搭載されています。

また、LegalForceでは随時機能の拡張リリースも目指していくとされており、よりサービスの品質や使い勝手は洗練されていくことでしょう。


電子契約サービスとの違い

LegalForceについてお調べの方には、「よくある電子契約サービスとはどう違う?」と疑問に思う方もいるでしょう。

LegalForceと一般的な電子契約サービスでは、契約業務を効率化できるという点では同じでも、サービスがカバーしている領域は異なります。 両者の違いをごく簡単に解説すると、次の通りです。

  • LegalForce⇒契約書の内容をAIが判断し、文書に潜むリスクを検出してくれる
  • 一般的な電子契約サービス⇒電子契約を締結するためのシステム

このように、LegalForceは契約書の中身をチェックするためのサービスである一方、電子契約サービスは契約を結ぶためのサービスです。

ですから、契約業務の効率を最大にまでアップさせるためには、LegalForceと電子契約サービスの両方を導入するのが好ましいのです。


LegalForceのセキュリティ

LegalForceではクラウド上へ契約書をアップロードする仕組みのため、セキュリティ面は非常に重要となる部分ですよね。 LegalForceでは次のようなセキュリティ対策を行っており、情報漏えいや不正アクセスをはじめとする様々なリスクへの対策が実施されています。

  • AWS上にクラウド基盤を構築
  • 第三者機関での脆弱性診断
  • ISMS規格を取得
  • セキュリティの専任者を設置

LegalForceの導入事例

LegalForceには、様々な企業の導入実績があります。なかでも特に有名な大企業の導入実績を紹介します。

  • suntory
  • FUJITSU
  • 三菱鉛筆
  • 花王
  • Nestle


導入するメリット

ソリューション

LegalForceを導入することには、様々なメリットが存在しています。 こちらでは、LegalForceを導入することで得られるメリットをチェックしてみましょう。


電子上での契約業務をさらに効率化できる

LegalForceを活用すれば、電子上での契約業務をさらに効率化できます。 先にお伝えした通りLegalForceと電子契約サービスではカバーする領域が異るため、両方を併用するのが最も効率がいいでしょう。

具体的には、電子上で契約を結ぶための環境を電子契約サービスで整え、LegalForceを使って契約書の条文チェックを行う形です。 電子契約サービス単体では条文チェックなどは行えないため、双方が合意する契約書を作成する際にはLegalForceが活躍します。


人の目による「見落とし」リスクを解消できる

LegalForceを導入するメリットとして、契約書の「見落とし」リスクを解消できる点が挙げられます。 どんなに豊富な知識と経験を持つ社員でも、人間である以上わずかなミスや見落としのリスクはゼロではありません。

一方、LegalForceを活用すればそういったヒューマンエラーを解消できるので、企業のリスクマネジメントにも役立ちます。


担当者ごとの業務品質のばらつきを解消できる

LegalForceを導入すればヒューマンエラーを解消できるのはもちろん、担当者ごとの業務品質のばらつきも解消できます。

例えば、豊富な知識があるベテラン社員と入社して間もない新人社員では、契約業務の品質は大きく変わってくることでしょう。 LegalForceを活用すればそういった品質のばらつきを解消できるのは大きなメリットです。



LegalForceのデメリット

ストップ

LegalForceには特に大きなデメリットはありませんが、1点のみチェックしたいポイントがあります。 それは、サービスを利用するための料金体系が不明瞭な点です。

LegalForceの公式サイトには「法務組織の規模に応じた人数ベースの課金制度」と記載があり、企業ごとに見積もりを出す仕組みのようです。

LegalForce以外にも同様のAIによる契約書レビューサービスは存在していますが、多くのサービスで月額目安が公開されています。 LegalForceを詳しく検討する場合は、個別の問い合わせと見積もりは避けられないでしょう。

また、LegalForce以外の契約書レビューサービスは、下記ページで紹介しています。気になる方は、あわせて参考にしてくださいね!

» 契約書のリーガルチェックサービス8選も紹介



電子印鑑GMOサインと連携してさらに使いやすく

タブレットにサインする男性

LegalForceの特徴として、電子署名タイプの電子契約サービスでNo.1のシェアを誇る「電子印鑑GMOサイン」と連携している点が挙げられます。

LegalForceにはこれまで、「LegalForceで作成・レビューした契約書をそのまま電子上で締結したい」といった要望が寄せられていました。

しかし、LegalForce自体に契約の締結機能は備わっていないため、サービス内で契約締結までを完結させることはできません。 ですが、電子印鑑GMOサインと連携することで、異なるサービス間でもシームレスな契約締結が行える環境が整いました。

LegalForceと電子印鑑GMOサインの両方で有料プランを契約する必要はありますが、LegalForceは電子契約サービスと併用してこそ力を発揮するツールなので、ぜひ電子印鑑GMOサインの導入も検討するといいでしょう。

なお、電子印鑑GMOサインに関する情報は次の記事で詳しくまとめています。ぜひそちらもあわせてお読みください。

» 電子印鑑GMOサインの詳細はこちら



まとめ:電子契約サービスと併用するのが最適

この記事では、LegalForceとはどんなサービスなのか特徴を解説し、メリット・デメリットを紹介しました。 記事の要点をごく簡単にまとめると、次の通りです。

  • LegalForceはAIを用いた契約書レビューに役立つサービス
  • ヒューマンエラー解消や業務効率化に役立つメリットがある
  • 一般的な電子契約サービスとは領域が異なるため、併用が最適
LegalForceは電子印鑑GMOサインと連携しており、作成した電子契約書をシームレスに締結可能。 LegalForceは一般的な電子契約サービスと併用することでその機能を最大限に活かせるので、ぜひ電子印鑑GMOサインの導入も検討してくださいね。

また、「他の電子契約サービスの比較も見てたい」という方もいらっしゃるでしょう。 そこで、電子契約サービス15社を徹底比較し、企業規模別にランキングを作成しました。 電子契約サービス比較時のポイントも知れるので、併せて参考にしてみてください!

» 電子契約サービスランキング