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3Dプリンターでの実印偽造(コピー)は防止できる?

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樽見 章寛
樽見 章寛(たるみ あきひろ) 実印.net 編集部
印鑑は、人生に何度も購入することはありません。言うなれば、一生に一度の買い物と行っても過言ではないほど重要な買い物。そのため”長い目”で見た時どれを選んだらよいのか、この視点を大切に、優良な情報をみなさまにお届けいたします。年間2.5万本の印鑑作成に貢献。


話題の3Dプリンターでの実印偽造は可能か?

近年、何かと話題となっている3Dプリンター。一時期は拳銃の偽造騒ぎで世の中を騒がせたこともあります。

この3Dプリンターですが、個人向けのものではまだまだ精度の面で問題がありますが、業務用の場合は精度がかなり高い為、クオリティの高い造形が可能です。

ここで、最近話題に上っているのが3Dプリンターによる実印の偽造コピーです。 実例までは出ておりませんが、業務用の高価な3Dプリンターであれば、印影から実印の精度の高い偽造が可能なのではないかといわれています。

昔であれば、実印そのものからシリコンなどで型取りし、実印のコピーを作るということはありました。 今後、3Dプリンターが普及し、精度の高い実印が偽造されると防止する方法はかなり難しくなってくるといわれています。

この3Dプリンターでの実印偽造が可能であれば、印鑑文化そのものに衝撃を与えることになるかもしれません。

現在の段階では、3Dプリンターによる実印の偽造・悪用が確認されたという事例はありません。 しかし、今後の3Dプリンターの精度向上や普及のことを考え、今のうちから実印の管理を徹底するようにしておきましょう。

普段から人目につかない場所や簡単に持ち出せない場所で実印を保管・管理することで、少しでも偽造のリスクを減らすように努めると良いと思います。


3Dプリンターで精度の高い実印の偽造は可能かもしれません


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