実印のアタリ(あたり)とはなんなのか?
印鑑・実印作成の際に、アタリ(あたり)を入れるか入れないかを問われたことのある人も多いのではないでしょうか。このアタリとはいったい何なのでしょうか?
アタリ(あたり)とは、印鑑についている突起や目印のことを指します。 これによって印鑑の上下が判別できるようになるため、捺印の際に役立ちます。
業務で印鑑を使用する際は、毎回印鑑の上下を確認してから押すのは意外と面倒なものです。 アタリがあればいちいち見なくても上下がわかり、スムーズに印鑑を押すことができるのです。
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印鑑は、人生に何度も購入することはありません。言うなれば、一生に一度の買い物と行っても過言ではないほど重要な買い物。そのため”長い目”で見た時どれを選んだらよいのか、この視点を大切に、優良な情報をみなさまにお届けいたします。年間2.5万本の印鑑作成に貢献。
アタリつきの印鑑のデメリット
この便利なあたりとは「押す」意味では非常に便利なものなのですが、印鑑屋によってはすすめていない場合もあります。理由としては、実印は自身の分身とも考えられるため、その印材にアタリをつけるということは、自身の身を傷つけるという意味にも例えられるからです。
もう一つは、大事な契約ごとは、印鑑の上下を確認する余裕を持つことが、一息つけて冷静に契約ごとを進めることにつながるからというものです。
つまり、アタリのない実印・印鑑だと上下を確認しなくてはいけなくなるため、上下を確認している間に「この契約は本当に自分にとって必要か」を考える時間になるというわけです。
おしゃれなアタリを施した印鑑も
最近では、このアタリをアクセントとして『おしゃれ要素』を組み込んだ印鑑も存在します。ハンコヤドットコムから出ているストーンクリスタル印鑑は、アタリにきらきら輝く3つのスワロフスキーの石をあしらっています。
スワロフスキー社のラインストーンは透明度が高く光の屈折率が高いため、他のものより輝きが段違いに美しいのが特徴です。
こうした理由からご結婚祝いや就職祝いのプレゼントとして非常に重宝されており、特に女性からの人気は絶大です。