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旧姓のまま実印は使える?

女性の場合、結婚後苗字が変わることも多いでしょう。 その時に、「旧姓の実印ってそのまま使える?」こんな疑問を抱く方も多いかもしれません。

そこでこちらのページでは、「旧姓のままの実印は使えるのか」について詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください!


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樽見 章寛
樽見 章寛(たるみ あきひろ) 実印.net 編集部
印鑑は、人生に何度も購入することはありません。言うなれば、一生に一度の買い物と行っても過言ではないほど重要な買い物。そのため”長い目”で見た時どれを選んだらよいのか、この視点を大切に、優良な情報をみなさまにお届けいたします。年間2.5万本の印鑑作成に貢献。




姓が変わっても旧姓での実印は使えるの?

多くの場合、女性は結婚後に『姓』が変わります。婿入りの場合は、男性の姓が変わりますよね。 結婚後に姓が変わることを考慮して、女性の場合名前のみで実印を作るケースが多いですが、中には結婚前からフルネームで実印を作る方もいます。

そういった方の場合、結婚後も旧姓の実印は使うことができないのでしょうか? 結論から申しますと、結婚後も旧姓の実印は使えます。

2019年4月17日、日本政府は『住民基本台帳法施行令の一部等を改正する政令』(以下、住基法改正)の公布と、それに伴い『印鑑登録証明事務処理要領の一部改正について』という通知を出しました。

これにより、住民票やマイナンバーカードに旧姓が併記され、旧姓の判子で印鑑登録ができるようになります。 つまり、旧姓の実印を使えるようになるのです。

ですが、旧姓の実印を使うためにはいくつかの手続きが必要になります。 そこで、旧姓の実印を使用するための3ステップを紹介します!

  1. 居住する自治体で、旧姓の印鑑を登録できるか調べる
  2. 戸籍謄本等とマイナンバーカード(通知カード)で旧姓併記の請求を行う
  3. 旧姓の印鑑で印鑑登録を行う

1から順番に解説していきます!


居住する自治体で、旧姓の印鑑を登録できるか調べる

念のため、旧姓の印鑑を登録できるか確認しておきましょう。 先程出てきた住基法改正というのは、「2019年の11月5日以降、住民票、マイナンバーカードなどに旧姓を記載できるようにする」というもの。

おそらく問題ないと思いますが、事前に居住する自治体に連絡をして、旧姓の印鑑を登録できるようになっているか確認しておきましょう。


戸籍謄本等とマイナンバーカード(通知カード)で旧姓併記の請求を行う

「印鑑登録(実印として登録)できるのは、住民票に記載されている姓名のハンコ」と決まっています。 つまり、次のステップの「旧姓の印鑑で印鑑登録を行う」ためには、住民票に旧姓が記載されてないといけません

そこで、戸籍謄本等とマイナンバーカードを用意し、現在地の市区町村窓口で旧姓併記の手続きを行いましょう。 戸籍謄本等は、本籍地の市区町村の窓口で請求、もしくは郵送で取り寄せられます。


旧姓の印鑑で印鑑登録を行う

住民票に旧姓が併記されたら、あとは簡単!旧姓のハンコで印鑑登録をするだけです。 ただし、印鑑登録できるのは1つだけ。旧姓か新姓のどちらかだけになるので、そちらはお気を付けください。


もし、上記の手続きが「面倒だな」と感じた方は、新姓で印鑑を作成した方が早いかもしれませんね。 それを実印として登録すれば、通常どうり印鑑登録をするだけで済みます。

ちなみに、苗字ではなく名前で印鑑証明登録した場合の印鑑は、実印としてそのまま使用できますし、登録も有効なままです。

「山田桃子」だった場合、「桃子」という印鑑を持って印鑑証明を取れば、結婚・離婚後で姓が変わっても改めて手続きをする必要がないので便利です。



離婚による公正証書作成にはどの印鑑を使うのか?

結婚後、諸事情により離婚することになった場合は、離婚協議書を作成し、公正証書にする必要があります。 この際の公正証書に使用する印鑑は、離婚前の実印か離婚が成立した後の苗字の実印か、どちらを使用すればいいのでしょうか。

公正証書は離婚が成立したのちに効力を持つものですから、離婚前の実印では、離婚後の姓と違いがでてきます。 しかし、公正証書を作成する段階で登録されているのは離婚前の実印です。

したがって、この時点で実印の効力を持っているのは離婚前に登録している印鑑になりますので、 離婚前の姓の実印を使うことが正しいやり方になります。



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