会社員の方や個人事業主であれば使用する機会の多いはんこ「ゴム印」。個人の方でも、はがきや年賀状などの作成に使っている方がいらっしゃると思います。
ゴム印は会社で使用されることが多いため、起業する方向けの法人印鑑4点セットに含まれるほどです。
このページでは、多くの方にとって身近な会社印鑑である「ゴム印」についての情報をまとめて紹介しています。これからゴム印を作成される方もぜひご覧ください。
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「社判・社印・角印・丸印…」一口に会社印鑑(法人印鑑)と言っても、様々な種類があり難しいですよね。そんな会社印鑑について、印鑑通販サイトを30以上比較し、年間2.5万本の印鑑作成に貢献している筆者がわかりやすく解説。みなさまの満足のいく法人印鑑作成をサポートいたします。
【目次】
そもそもゴム印ってどんな印鑑のこと?
ゴム印とは、主に法人や個人事業会社で「社名」や「住所」などを文書に記載する目的で使用される会社印鑑のことです。値段が安く押印も簡単にできる反面、他の印材と比べると耐久性が低く、破損したり印面が摩耗してしまったりするデメリットもある印鑑。
法人印鑑である角印と同様に、会社の認印として用いられるはんこですが、先述の通り、ゴム印は印影が変形してしまう可能性が高い印鑑ですので、社外での契約書類などに用いることができません。
ゴム印の使用場面としては、領収書や請求書、または社内の一般文書などに会社の住所や電話番号といった情報を、一つ一つ手書きで記載する代わりに使用することが多いです。
法人印鑑として以外にも、個人で認印などとして使用している人もいます。既成品が印鑑の専門店だけではなくホームセンターなどでもリーズナブルな価格で販売されているため、急に印鑑が必要になったときにでも購入することができるという利点もあります。
あなたもきっと使ったことがあるシャチハタ印鑑。実は、シャチハタもゴム印の一種です。
このように、一言にゴム印と言っても、木材を土台にしたものや、プラスチックやアクリルを土台にしたものなど様々。シャチハタ印鑑のようにインク内蔵型のゴム印もあります。
また、印面に記載されている内容によって名称が細かく変わり、「住所印」「小切手印」「宛名印」などのように様々な呼ばれ方があります。
つまり、用途に応じて「ゴム印」を使い分ける必要があるのです。
以上のように様々な種類のあるゴム印ですが、実印として使用することはできるのでしょうか?
ゴム印は実印登録できる?
普段使う分には非常に便利な「ゴム印」ですが、残念ながら実印登録することはできません。 いったいなぜ実印登録することができないのか、おわかりになるでしょうか?その訳は、「ゴム」という素材そのものの性質に関係があります。
ゴム印はその名の通り「印面がゴムでできた印鑑」のことです。ゴムという素材は、ご存知の通り変形しやすく、ひび割れを起こしやすいという性質があります。
個人の実印、法人の実印(代表者印)は共に、特定の人を証明する印鑑。印鑑登録する際には、印鑑そのものを登録するのではなく、その「印影」を登録します。
つまり、印面が変形しやすく一定の印影が残せないゴム印は、個人を証明する実印としてふさわしくないのです。
実印として登録できる印鑑のルールは、各自治体のホームページで確認することができます。実際に、東京都新宿区のホームページを見てみると、「印鑑登録のできない印鑑・適さない印鑑」の項目の中に以下の様な記載があります。
引用:http://www.city.shinjuku.lg.jp/
- ★印鑑登録できない印鑑
- 住民基本台帳に記録されている氏名、氏・名または氏および名の各一部を組み合わせたもので表していないもの
(職業・資格等、他の事項をあわせて表しているもの)- ゴム印、その他の印鑑で変形しやすいもの
- 印影の大きさが、一辺の長さ8mmの正方形に収まるもの、または一辺の長さ25mmの正方形に収まらないもの
- 輪郭が欠けていたり印面が摩耗して、判読が困難なもの
- 外枠がなかったり、凸凹が逆転しているもの
- その他登録を受けようとする印鑑として適当でないと区長が認めたもの
- ★印鑑登録に適さない印鑑
- 大量生産印(いわゆる三文判)や指輪印(変形しやすいため)
todokede/koseki03_000005.html
全国の自治体のホームページを確認してみても同様の記載があります。仮にゴム印が実印として使用できないという記載が無かったとしても、「変形しやすいもの」や「摩耗しやすいもの」は適さないという記載があることでしょう。
ホームページにゴム印の実印登録の可否に関する記載が無い場合には、自治体の担当者に直接問い合わせをしてみると良いでしょう。
しかし、実印は非常に大切な契約に使用する印鑑です。もし、ゴム印を実印として登録できるとしても、実印はゴム印以外の印鑑で登録することを強くおすすめします。
「会社」でも「個人」でも!通販で購入できるスタンプ
実印としては使用することのできないゴム印ですが、やはりゴム印は非常に便利な印鑑です。オリジナルのデザインで作成するゴム印や一般的に使用されている既成のゴム印など、様々な種類があるゴム印の中で、通販サイトで購入できる印鑑について見ていきましょう。
オリジナルのオーダーメイドゴム印を作成する
あなたが作りたい印鑑のデザインは一般的なものですか? もし、既製品の中にあなたが欲しいデザインの印鑑がなければゴム印でオーダーメイドしてしまいましょう。
例えば、個人の名前や会社の名前はそれぞれ違うのでオリジナルで作成する必要がありますよね。 その他にも、会社名は大きくしたい、会社のロゴを入れたい、独自のマークを作りたいなど、あなたが思い描く形があると思います。
そこで選ぶべきゴム印は、「オーダーメイドゴム印」です。 決まっているのはゴム印のサイズのみ。 あとはあなたが作成したいゴム印のデザインを送ってしまえばOKです。
作成時の注意点としては以下のようなものがあります。
- 文字や線が重ならないように間隔をしっかりとる
- 縦書きの場合、アルファベットも縦書き、数字は漢数字にする
- 文字が潰れないようなフォントを選ぶ
- 以上の文字サイズで作成する
- 印面に対してデザインが中心に小さくなりすぎないようにする
上記に注意してデザインを作成するようにしてくださいね。 なお、ゴム印のサイズによって値段が変わってきますので、以下で確認しておきましょう。
作成するサイズを決定する
オリジナルのゴム印を作成する場合は「サイズ」を決めなければなりません。 そして、このサイズによって値段が決まってくるので、どのくらいの大きさでデザインを作成するのか決定すると良いでしょう。
その他のゴム印の種類と価格について
オリジナルのゴム印が作成できる「オーダーメイドゴム印」以外にも便利なゴム印はたくさんあります。以下で、それぞれについてご紹介します。既成ゴム印
ビジネスで頻繁に使用する「見本」や「取扱注意」など、定番の文言で作成されたビジネスゴム印や、慶弔・贈答用、年賀状など、会社、個人を問わず使用できる既成のゴム印です。
多くの会社や個人が使用しているため、失礼になることもなく非常に便利なゴム印です。
便利な組み合わせ住所印
一般的に、住所印とは一つの印面に住所、会社名、個人名、電話番号などが刻まれたゴム印です。
そんな住所印のなかで特に便利なのが「組み合わせ住所印」です。これは住所や会社名、個人名、電話番号などがそれぞれ板状のゴム印に刻まれており、それらを組み合わせることで一つの住所印になるというゴム印です。
個人名や電話番号の部分だけ入れ替えてしまえば、同じ会社、同じ家族の中で使いまわすことができるので、非常に便利ですね。
この他に、シャチハタやサンビーの浸透印タイプの住所印もあります。
デザインスタンプ
スケジュール帳やスタンプカードなどに押印するのに、ぴったりなチェックゴム印。文字だけでなくイラストのスタンプもあります。
その他、メッセージを飾るレースやラインのスタンプ、ショップのタグにも使えるゴム印など、使い方次第で個性も出せるスタンプです。
オリジナルゴム印も含めて、「ゴム印ドットコム」のそれぞれのゴム印の最低価格を調べました。
ゴム印の分類 | 各種類 | 値段(税込) |
---|---|---|
オリジナルゴム印 | 木台オーダーメイドゴム印 | 400円~ |
既成ゴム印 | ビジネスゴム印 | 450円~ |
年賀ゴム印 | 950円~ | |
住所印 | 住所ゴム印 | 1,690円~ |
組合せ 住所印(1個) | 1,690円~ | |
デザインスタンプ | チェックゴム印 | 300円 |
レーススタンプ | 1,000円 | |
ショップスタンプセット | 2,520円~ |
上記はあくまで目安ですので、ご自身が作成したいゴム印については「ゴム印ドットコム」公式サイトで詳細を確認しましょう。
まずは、ゴム印ドットコムを運営している「ハンコヤドットコム」の評判などを、下記ページから参考にしてみて下さい!運営会社の口コミなどを確認してからの方が、安心してご購入いただけるかと思います。
このように、様々な種類のあるゴム印ですが、会社を起業する際には実印・銀行印・角印とぜひセットで購入しておきたい印鑑です。
起業するときは会社用の実印だけあればいいのでは?とお思いになる方もいらっしゃることでしょう。
確かに、ゴム印は必ずしも起業時に必要な印鑑ではありませんが、あると業務効率が格段にあがる非常に便利な印鑑です。
では、会社において「ゴム印」はどのように使用されるのか確認しておきましょう。
起業で万全なスタートを切りたい方には法人印鑑4点セット
ゴム印は法人印鑑の中でも重宝されているハンコ。会社内、会社間で飛び交う様々な文書に社名や肩書、名前、そのほかに住所や電話番号などを押印するための印鑑として活用されています。ゴム印を使用すれば一つ一つ手書きにしたり、印刷したりする必要が無いので非常に便利です。好みの字面の印鑑を作成したとしても値段が安く、押印も簡単にできることもゴム印の特徴です。
新しく会社を立ち上げる人は、法人実印や法人銀行印と共に、社名や住所などが刻まれたゴム印を作成しておくと、スムーズに業務をスタートすることができるでしょう。
また、これから社会人になる方は、ゴム印がどのような用途に使われているのか覚えておいてくださいね。
多くの印鑑・実印通販サイトでは、法人印鑑の販売において、代表者印、法人銀行印、社印(角印)に加えて、ゴム印をセットにした会社印鑑4点セットを提供しています。
これから起業しようと考えている方は、会社印鑑4点セットでスタートダッシュを決めましょう!
≫ 会社印鑑の作成と証明書発行までの流れ
【コラム1】通販サイト「ゴム印ドットコム」を徹底調査
印鑑を販売している通販サイトはたくさんありますが、ゴム印の専門店はなかなかありません。 ここでは印鑑通販業界最大手のハンコヤドットコムが運営している「ゴム印ドットコム」についてご紹介します。
ゴム印、浸透印の取扱数は業界No.1といっても過言ではないほど、商品の数は充実しています。 さらに、オリジナルゴム印の作成サイズは脅威の44種類!
オンライン入稿にも対応していますので、思い描いたゴム印を必ず作成できるでしょう。 ちなみに、買い物かごは共通ですので、ハンコヤドットコムで印鑑を買ったついでにゴム印も購入する、という買い方もできますよ。
ゴム印の作成時間は?スピード出荷サービス
オリジナルのオーダーメイドゴム印については、18:00までに注文をすれば翌営業日に出荷され、翌々日には届くということです。意外と速いですね。なお、金属やプラスチック、合成紙などに対して使用できる、TATスタンプ台に対応したゴム印(特殊用途用)の場合は、納期が注文して4営業日後に出荷となりますので、注意が必要です。
また、「ゴム印ドットコム」もハンコヤドットコムと同様に即日出荷サービスを利用する事ができます。たったの+55円で利用できますので、お急ぎの方はぜひご利用になるといいですよ。
ただし、対応している印鑑はシャチハタなどのスタンプとなりますので、ご自身が欲しいゴム印を確認してから注文するようにしましょう。
【ハンコヤドットコム】の詳細ページはこちら↑
【コラム2】印鑑の掃除の仕方について
あなたはゴム印を使用した後、しっかりお手入れできていますか? 正しくお手入れができていないときれいな印影が残せないだけでなく、ゴム印の劣化も早めてしまいますよ。
以下を参考にしてゴム印の種類に応じたお手入れ、掃除をしてあげてくださいね。
【スタンプ台を使用するゴム印の場合】
- スタンプ台使用後はインクがつかなくなるまで空押しする
- テープの粘着面を軽くトントンして汚れをとる
【浸透印(インク充填式のゴム印)の場合】
- 印鑑のキャップをする
- テープの粘着面を軽くトントンして汚れをとる
- 専用クリーナーを使用する
【コラム3】シャチハタ印鑑について
あなたは「シャチハタ印鑑」を一度はご使用になったことがあるのではないでしょうか? 実はシャチハタ印鑑もゴム印の一つです。
そして、みなさんがシャチハタと呼んでいる印鑑の正式名称は「Xスタンパー(エックススタンパー)」と言います。このXスタンパーを製造しているのが「シヤチハタ株式会社」。
いつの間にか社名の「シヤチハタ」が定着してしまい、今ではXスタンパーだけではなく、浸透印のことをまとめてシャチハタ印鑑と呼ぶようになりました。
ケースやスタンプ台が不要?
そんなシャチハタ印鑑の特徴は、何と言ってもスタンプ台(朱肉)が必要ないこと。 シャチハタ印鑑の中にインクが充填されているので、印面を紙に押し付けるだけで印影が残せます。さらにキャップがついているので、新しく印鑑ケースを買う必要もありません。正式な書類には使 えないことが多いですが、普段の認印としては非常に便利な印鑑です。
シャチハタについてもっと詳しく知りたい方はこちらのページもチェックしてください。
≫ 【シャチハタ印鑑】実印登録はできないけど便利な印鑑
≫ 【ゴム印ドットコム】はハンコヤドットコムの詳細ページをチェック
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