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実印を作成するなら吉相体がおすすめ!


「実印ってどんな書体で作成すればいいんだろう?吉相体で大丈夫?」

「吉相体(印相体)で実印を作成すると縁起が良いって聞いたけど…」


このページをご覧の方は、実印を作成するにあたって、上記のようなお悩みを抱えているのではないでしょうか? そこで、今回は実印を作成する際によく選ばれる書体の「吉相体」についてご紹介します!

実印に関する様々な情報を発信している、当サイトならではの視点や意見も交えながら、吉相体に関するあれこれを噛み砕いてご説明していきますので、実印作成が初めての方もご安心ください。

それでは、吉相体とはどういった書体なのかを見ていきましょう。


この記事を書いた人
樽見 章寛
樽見 章寛(たるみ あきひろ) 実印.net 編集部
印鑑は、人生に何度も購入することはありません。言うなれば、一生に一度の買い物と行っても過言ではないほど重要な買い物。そのため”長い目”で見た時どれを選んだらよいのか、この視点を大切に、優良な情報をみなさまにお届けいたします。年間2.5万本の印鑑作成に貢献。




そもそも実印作成における吉相体とは?篆書体との
違いは?

吉相体と篆書体


吉相体(きっそうたい)は別名で印相体(いんそうたい)としても知られています。 もともとの原型は篆書体(てんしょたい)と呼ばれるもので、それをデザインして作成された比較的新しい書体が吉相体なのです。

実印に用いられる書体としては、篆書体に並ぶほど、非常に人気のある書体です。



吉相体(印相体)の特徴


上記でご説明したように、吉相体は篆書体から派生した書体。大きな特徴としては、以下のようなものが挙げられます。


枠が欠けにくい

吉相体は印鑑の枠に文字が接しているため、枠が欠けにくいという特徴があります。 実印は、一度作成したら、作り直す可能性は低いので、長持ちする丈夫なものを選ぶことがポイント。

丈夫な実印となると、基本的には素材選びの領域にはなるのですが、吉相体のほうが枠に接していない細めの書体よりも耐久性はぐんと上がるのです!


可読性が低い(複雑)

吉相体は篆書体などの他の書体よりも可読性が低い(複雑)ため、偽造が難しいという特徴もあります。

実印というものは、重要な書類に法的効力を添えて押印するものですので、出来る限り偽造がされにくいものを選びましょう。 その点では、可読性こそ低いものの、偽造がされにくい吉相体は実印に適した書体と言えるでしょう。

また、吉相体の実印を手彫りで作成することによって、作成する職人の個性が反映されますので、より偽造がされにくい実印が出来上がります。


文字の線が太いため、重厚な印影が押せる

上記の画像のように、文字の線が印鑑の枠内を埋め尽くすような形の吉相体は、重厚な印影を押すことが可能です。 とくに男性の実印や、会社の実印などは、力強い印象を与えられるので、根強い人気があります。


縁起が良い

実印に用いられる吉相体が縁起が良いと言われる理由は、その書体のデザインにあります。 吉相体は実印の枠に向かって線が伸びており、さらにその様が末広がりであることから、縁起が良いと言われるようになったようです。

このことから、銀行印や実印などに吉相体を選ぶことで「げんを担ぐ」方も多いのです。



個人の実印作成に向いている書体なの?


結論から申し上げまして、吉相体は個人の実印にも、法人の実印(会社印)作成にも向いている書体です。 上記でもご説明したように、偽造のされにくさ=セキュリティ面が優れている点や、縁起が良い点など、実印作成の書体としておすすめです!

縁起が良いという点は、吉相体の実印を使用する方がどう捉えるかによりますので、おまけ程度に考えておくのが良いでしょう。

やはり、吉相体は複雑且つ偽造が難しい書体であることが最大の特徴です。

吉相体以外のその他の書体も気になるという方は、以下のページで詳しくご紹介しています。