突然ですが、あなたが実印を作成するとしたら、どんな実印を作成したいでしょうか? どうせなら、オシャレでかっこいい実印を作成したいと思いませんか?
「かっこいい実印ってどういうこと?」
「印鑑なんてどれも同じじゃないの?」
おそらく多くの方が上記のようなことを考えたはず! しかし、印鑑も素材と書体を組み合わせて選ぶことで、ものすごくかっこいい実印が出来上がるのです。
そこで今回は、数ある印鑑の中から、当サイトがおすすめする「かっこいい」にふさわしい素材と、書体を厳選して3つずつご紹介します!
「かっこいい実印」を構成する、この2大要素をおさえておけば、必ずあなたにぴったりのかっこいい印鑑を作成することができますよ!
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印鑑は、人生に何度も購入することはありません。言うなれば、一生に一度の買い物と行っても過言ではないほど重要な買い物。そのため”長い目”で見た時どれを選んだらよいのか、この視点を大切に、優良な情報をみなさまにお届けいたします。年間2.5万本の印鑑作成に貢献。
【目次】
「何を」「どうすれば」かっこいい実印ができるのか?
冒頭でご説明したように、かっこいい実印を作成するには「素材」と「書体」、この2つの選択が全てと言っても過言ではありません。
ということで、まずはかっこいい素材とかっこいい書体についてご紹介する前に、実印とはなにか?を確認していきましょう。
実印とは?
あなたは「実印」とはなにか?と聞かれた場合、きちんと答えられるでしょうか? 実印とは、「印鑑」という大きなくくりの中の一種にすぎません。印鑑には主に以下のような種類が存在します。
【個人向け印鑑】
- シャチハタ
- 認め印
- 銀行印
- 実印
【法人向け印鑑】
- 代表者印(会社実印)
- 会社銀行印
- 角印
- ゴム印
個人向け印鑑の一種である実印の定義は、あなたが住民票をおいている市区町村役場で「印鑑登録」をした印鑑を指します。
つまり実印とは、第三者の公的機関である市区町村役場に印鑑登録をして、印鑑登録証明書を発行することではじめて法的に「実印」として認められると覚えておきましょう!
以上の定義を踏まえた上で、かっこいい印鑑を作成するの必要な「かっこいい素材」から見ていきましょう。
かっこいい【素材】3選
前置きが長くなりました。ここからは、かっこいい実印を作成するために重要なかっこいい素材を厳選して3つご紹介します!
実印の素材は印鑑の本体部分にあたりますので、かっこいい実印を作成するには妥協せずに選びたいところ。 それでは、1つずつ見ていきましょう。
おすすめ素材①【柘】
かっこいい実印を作成する際におすすめの柘は「つげ」と読みます。 実印などの印鑑作成において、よく用いられるポピュラーなかっこいい木製素材。
美しく繊細でもある木の木目と、一定の耐久性を備えています。 それに加え、他の素材と比べると価格が安いため、古くから人気のあるかっこいい素材の1つです。
また、柘には複数種類があり、その中でも最高級品とされるのが「薩摩本柘」です。 柘などの木製素材(自然素材)でかっこいい実印を作成したいと考えている方には薩摩本柘がおすすめ!
当サイトが調査したネットの印鑑ショップの価格相場では、最高級品の薩摩本柘で約6,000円前後というお値段のお求めやすさも魅力的ですよね。
おすすめ素材②【黒水牛】
こちらの黒水牛の実印素材も古くから親しまれているかっこいい素材の1つです。
水牛の角を加工した黒水牛は、1本の角から少量しか生産できない貴重な実印素材でもあります。 その見た目は、ご覧の通り黒光りする重厚感とシックで落ち着いた印象が特徴的でかっこいいですよね。
「実印や印鑑といえば黒」というイメージの方も多いのではないでしょうか。
お値段的には、薩摩本柘よりも少々お高くはなるものの、約8,000円前後とお求めやすい価格です。 とりあえず無難にかっこいい実印を作成したい方にはおすすめ!
おすすめ素材③【チタン】
最近、非常に人気が高いのがチタンの実印素材です。 チタンといえば、優れた耐久性と耐食性で知られる超合金。 実印のみならず、宇宙工学や医療の現場でも利用される優秀な金属です。
金属素材の実印自体はあまり馴染みがないかもしれませんが、実印はそう頻繁に作成するものではないため、耐久力がとても重要。 その点、チタンであれば、経年劣化がほとんど生じないため、数年後に印影が薄れてくるといった心配も御無用です。
また、金属アレルギーを心配される方もいらっしゃるかと思いますが、上述したように医療現場でも使用されるほどアレルギーを起こしにくい金属として知られています。
見た目は言うまでもなくかっこいい素材ですので、木製素材とは一線を画しています。 チタン素材でかっこいい実印を作成すれば、一生モノとし使える印鑑になるでしょう。
さらにチタンには、ブラックやゴールド、シルバーなどのカラーバリエーションも豊富なので、あなた好みのかっこいい実印が見つかるはずですよ!
かっこいい【書体】3選
書体とは英語で言うところの「フォント」にあたる部分。つまり、押印した際の実際の印影がどんなものになるかに関わる部分です。
かっこいい実印の見た目が素材なら、書体は中身の部分にあたります。 実印の使用目的は押印することにありますので、いくら見た目がかっこいいものでも、書体が変では元も子もありません。
それほど、かっこいい実印を作成する上では重要なのです。それでは、かっこいい書体を見ていきましょう。
おすすめ書体①【吉相体】
はじめにご紹介するかっこいい書体の吉相体(きっそうたい)は、別名印相体(いんそうたい)と呼ばれ、実印作成において人気の高い書体の1つです。
ご覧頂くとわかるように、太い線が複雑に描かれ枠と密接していることから、木製素材などで実印を作成しても欠けにくい書体と言われています。
せっかくかっこいい素材を選んで実印を作成しようとしても、書体選びに失敗してしまっては意味がありませんので、実印の書体選びの際には耐久性も考慮し、かっこいいものを選ぶようにしましょう。
また、実印としての印影の可読性自体は非常に低いですが、書体の可読性の低さ=偽造の難しさになりますので、ご安心ください。
以上のことから、吉相体での実印作成は、男性など印影に重厚な印象を持たせたい方にはおすすめのかっこいい書体となります。
おすすめ書体②【篆書体】
こちらのかっこいい書体の篆書体(てんしょたい)は、日本銀行発行のお札にも押印されている由緒正しい書体です。
篆書体は吉相体ほど、複雑ではないものの、実印の印影としての可読性は低く、偽造のリスクが低い書体です。
実印を作成するには偽造されるリスクを考慮することも重要なのですが、あまりに可読性が低いと、印鑑登録できない可能性も出てきます。
そういった意味では、篆書体は実用的な可読性とかっこいい印影を兼ね備えた実印向きの書体と言えるでしょう。 この書体で作成することでかっこいい仕上がりになること間違いなしです。
おすすめ書体③【太枠篆書体】
最後にご紹介する太枠篆書体(ふとわくてんしょたい)は読んで時のごとく、太い枠に細い線の書体が特徴です。
どちらかというと、「かっこいい」というよりは「繊細」や「上品」というイメージの強い書体。そのため、女性の方の実印作成におすすめです。
多くの書体は吉相体や篆書体のような、威厳のある雰囲気にどうしてもなりがりですが、太枠篆書体であれば女性らしい気品漂う印影を醸し出し、かっこいい雰囲気になるでしょう。
女性の場合は、結婚して名字が変わることを考慮して下の名前のみで実印を作成する方も多いかと思います。 下の名前のみで作成すると、より一層余白が広がることで柔らかい印象を感じられるでしょう。
1番かっこいい実印は?
上記では、かっこいい実印を作成するにあたって、重要な要素である素材と書体についてご紹介しました。 それでは、どんな組み合わせが1番かっこいいか気になりますよね?
ご紹介したかっこいい素材3つと、かっこいい書体3つの組み合わせだけでも9通り。 ネットの印鑑ショップにはさらに多くのかっこいい素材や書体を取り扱っていますので、選ぶのも非常に大変。
そこで、当サイトが今回ご紹介したかっこいい素材とかっこいい書体のベストな組み合わせを、「男性向け」と「女性向け」でそれぞれ選ばせて頂きました!
男性におすすめ:【チタン】+【篆書体】
スタイリッシュな見た目と、圧倒的な耐久性を兼ね備えた非常にかっこいい素材のチタン。 そのチタンに、男性としての威厳やしっかりとした印象を持たせることが可能な篆書体の組み合わせがベスト!
両者の組み合わせで実印を作成することで、見てよし!押して良し!の非常にかっこいい実印が出来上がりますよ。
さらに個性を出したいという方は、チタンのカラーバリエーションで個性を表現したりできますので、拡張性の面でも申し分なし!
これからかっこいい実印を作成したいと考えている方は、ぜひとも検討してみてくださいね。 チタン印鑑は、ハンコヤドットコムが一番種類が豊富なので、気になった方はハンコヤドットコムでの購入をおすすめします!
女性におすすめ:【薩摩本柘】+【太枠篆書体】
やはり、女性らしい柔らかい印象を実印で演出するには薩摩本柘を素材として選択するのがベスト。 そこに書体として、太枠篆書体を採用することで、印影の面でも上品な実印が作成できますよ。
かっこいい実印というよりは、オシャレで上品な実印ができあがることでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 実印作成には、上記で紹介したかっこいい素材や、かっこいい書体以外にも数多くのバリエーションがあります。せっかく実印を作るのですから、細部にまでこだわってかっこいいあなただけの印鑑を作ってみてくださいね!
かっこいい実印以外にも、オシャレなものやかわいらしいものなど、様々な素材の印鑑の作成方法について、詳しく知りたい方は以下のページを参考にしてみてください。
>>実印の詳しい作成方法はこちら