この記事では、赤ちゃん名義の銀行口座を開設するにあたって、覚えておきたい情報を網羅的にまとめています。
赤ちゃんの銀行口座を作るメリット・デメリットはもちろん、注意点や手続き方法、必要なものについても解説。
この記事さえ読めば、赤ちゃんの銀行口座に関する情報が丸わかり!お子様の口座開設を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
赤ちゃんの銀行口座は作成できる?覚えておきたい注意点
赤ちゃん用の銀行口座を開設しようと考えたとき、「赤ちゃんでも口座を作れるんだろうか?」と疑問を感じる方もいらっしゃるでしょう。
結論から申し上げると、生まれたばかりの赤ちゃんであっても、戸籍があれば銀行口座を作ることは可能です。
ただし、赤ちゃんの銀行口座を作るにあたって、覚えておきたい注意点が5つあります。その5つの注意点を、順番に解説していきます。
未成年の赤ちゃんの銀行口座を作れるのは法定代理人のみ
赤ちゃんの口座を作る際に注意したいのは、銀行口座の開設手続きができるのは法定代理人のみに限定されてしまう点です。未成年の子供の法定代理人とは、父親や母親のほか、「親権者」に該当する方を指しています(親権者がいない場合は、「未成年後見人」)。
簡単に言うと「お父さんやお母さんがいるのに、親戚のおじさんが赤ちゃんの名義で銀行口座を作るのは不可能ですよ」ということです。
地方銀行では断られることもある
もう1つ覚えておきたい注意点として、赤ちゃん名義の口座は金融機関によっては断られてしまうケースがある点です。実際、ネットの口コミでは「地方銀行では赤ちゃんの口座を作れなかった」という声も見られます。
親御さんが未成年の子供の銀行口座を開設する際は、金融機関の方針によっては断られてしまうと覚えておきましょう。
メガバンクであっても、断られることがある
それでは地方銀行でなく、全国展開のメガバンクなら確実に赤ちゃんの銀行口座を作れるのかというと、そうでもありません。メガバンクであっても状況によっては口座の作成を断られてしまう場合があるので、注意が必要です。
特に、同じ赤ちゃんの名義で複数の口座を作成するのは、まず不可能。未成年の子供だけではなく、大人であっても複数の口座は作れないことがほとんどですよね。子供用の口座も例外ではありません。
赤ちゃんが生まれる前の口座開設は不可
「子どもの銀行口座はいつから作れるんだろう?」と感じる方のために、補足としてお伝えしておきます。残念ながら、赤ちゃんが生まれる前に口座開設をするのは不可能です。なぜなら、生まれる前には戸籍や健康保険証など、身分を証明できるものがないから。お子様の銀行口座は、無事に赤ちゃんを迎えてから作るようにしましょう。
子供の銀行口座の開設キャンペーンを行っている銀行も
お得情報として知っておきたいのは、金融機関によっては子供の銀行口座の新規開設キャンペーンを実施していることがある点です。例えばネットバンクで有名な「楽天銀行」は、子供名義の口座を開設すると1,000円のお祝い金がもらえるキャンペーンを実施しています。
楽天銀行では、公式サイトでも0歳の赤ちゃんから銀行口座を作れる旨を明記しています。
ネットバンクなら入金や貯蓄も簡単ですし、振込や振替も簡単。初めての銀行口座には楽天銀行を検討してみるのもいいでしょう。
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ここまで、赤ちゃんの銀行口座を作成する際の注意点についてみてきました。次からは、赤ちゃんの銀行口座を作るメリットを確認していきます。
子供用の銀行口座を開設するメリット
赤ちゃんのうちに子供名義の銀行口座を作ることには、いくつかのメリットが存在しています。この項目では、赤ちゃん名義の銀行口座を開設するメリットを確認しましょう。
子供の教育費を分けて管理できる
赤ちゃんの銀行口座を開く最大のメリットは、子供の教育費を生活費と別で管理できる点にあります。給料が振り込まれる銀行口座に赤ちゃんのお祝い金を入れておいたら、間違って使ってしまう恐れがあります。
また、親の貯金用口座に入れていたとしても、なにかのタイミングでお金が必要になったとき、「預金残高のうちのいくらが教育費の貯金なのか」が不透明です。
その点、赤ちゃんが生まれた際に子供用の銀行口座を作っておけば、とても簡単に管理できます。
赤ちゃんが成長したとき、子供に渡しやすい
赤ちゃん用の銀行口座を作っておくことには、子供が成長してから本人に通帳をプレゼントできるメリットがあります。赤ちゃんが大きくなって成人したタイミングで、残っている預金をプレゼントする際にも、子供名義の口座があれば簡単にお金を渡せます。
大金のお祝い金を受け取りやすい
赤ちゃん名義の銀行口座を作るメリットとして、親戚から大金のお祝い金も受け取りやすいメリットがあります。数十万円など、多額のお祝い金をくれる親戚がいた場合、現金で受け取るのはちょっとコワイですよね。
そんな時は赤ちゃん名義の口座に振り込んでもらえば、安全に現金を受け取ることができます。
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子供名義の口座にはデメリットもあるので注意
教育費の管理に役立つ、赤ちゃん名義の銀行口座。しかし、赤ちゃん用に銀行口座を分けることで発生するデメリットもあるので、十分に注意しておく必要があります。
通帳・印鑑の紛失や暗証番号を忘れるかも
赤ちゃんの頃に銀行口座を作るデメリットとして挙げられるのは、通帳や判子を紛失したり、暗証番号を忘れたりする可能性がある点です。もちろん、通帳や印鑑を紛失しても銀行へいけば手続きができるので、それほど重大なデメリットではありませんね。
子供が大きくなると、本人しか手続きできなくなる場合がある
注意したいポイントとして、赤ちゃんが成長して大きくなると、親御さんが代理で銀行口座の各種手続きをしにくくなる点があります。赤ちゃんなどの小さい頃は問題なくても、子供が自分でお金を管理できる年齢になってくると、親御さんだけでは各種手続きを行えなくなる場合があります。
長く取引がないと休眠口座扱いされるかも
こちらは赤ちゃんの頃に銀行口座を作る特有のデメリットです。 子供名義のものにかかわらず銀行口座は、長く取引を行っていないと「休眠口座」とみなされる場合があります。休眠口座になって連絡が取れなくなると、お金を引き出せなくなる恐れがあるので、注意が必要です。
贈与税の節税にはならないので注意
「赤ちゃん名義で銀行口座を作って少しずつ預金していけば、贈与税を節税できるのでは?」と考える方がいらっしゃるかもしれません。しかし残念ながら、赤ちゃん用の銀行口座に少しずつお金を入れても、贈与税の節税にはなりません。
贈与税は、1年間のうちに多額の資産を贈与した際にかかる税金です。赤ちゃん名義の銀行口座であっても、子供が自由に引き出せない状態にあるうちは、親御さんの資産としてみなされます。
そのため、赤ちゃん用の銀行口座に少しずつお金を入れて、大きくなってからまとめてお金をプレゼントすると、贈与税が発生してしまうのです。
ここまで、赤ちゃん用の銀行口座を作るデメリットを確認してきました。次からは、赤ちゃん用の銀行口座を作る際のポイントについて解説していきます。
銀行口座作成に必要なものや、作り方を解説
こちらでは、赤ちゃんの銀行口座を開設する際、手続きに必要なものや書類について紹介します。
実際の手続きについてわかりやすく解説するために、大手メガバンクの1つである「みずほ銀行」を例に、銀行口座開設に必要なものを見てみましょう。
赤ちゃんの本人確認書類
銀行口座を作る時には、赤ちゃんの本人確認書類が必要です。赤ちゃんの現住所が記載されている書類が必要なので、子供の健康保険証を持っていけば間違いないでしょう。手続きをする大人の本人確認書類
赤ちゃんの本人確認書類とは別に、銀行口座を作る手続きをする大人の身分証明証も必要となります。顔写真付きの運転免許証があればバッチリですが、免許がない方の場合は健康保険証やマイナンバーカードを持っていきましょう。
法定代理人であることを証明できる書類
赤ちゃんの法定代理人であることを証明できる書類も必要となります。具体的な例を挙げると、母子手帳を持っていけば問題ないでしょう。なお、赤ちゃんの健康保険証を持っていく場合、それが法定代理人の証明になるので便利です。
印鑑
赤ちゃんの銀行口座を作成する際に最も重要なのは、印鑑です。銀行口座を作るときに届け出る印鑑は「銀行印」と呼ばれ、防犯上の観点から実印や認印とは別のハンコが必須。このとき、ゴム印やシャチハタでは登録できないので注意しましょう。
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子供用の口座を開設するのにおすすめの銀行
こちらでは、赤ちゃんの銀行口座を作成する際におすすめの銀行を紹介します。赤ちゃんの銀行口座は、引越しなど生活の変化や、大人になってからも使いやすい銀行を選ぶことが大切。
このポイントを踏まえて、赤ちゃんの銀行口座におすすめの銀行をチェックしてみましょう。
三菱UFJ銀行
赤ちゃん用の銀行口座を作成するのに、便利なのはやはり大手の三菱UFJ銀行。メガバンクなので全国どこへ行っても支店があり、将来引越しをしても銀行口座の各種手続きに困ることはありません。
また、赤ちゃんが成長して大人になってからも使い続けられるのもおすすめポイント。
三井住友銀行
メガバンクであるという理由で、三井住友銀行も同じくらい赤ちゃん用の銀行口座におすすめ。こちらも全国各地に支店があり、引越しや赤ちゃんの成長にも対応しやすいです。
親御さんがどの銀行を使っているかで、選び分けるといいでしょう。
みずほ銀行
日本の3大メガバンクの1つであるみずほ銀行。こちらも全国各地で使える銀行なので、赤ちゃん用の銀行口座を作る際には検討してみてもいいでしょう。
ゆうちょ銀行
「赤ちゃん用の銀行口座は、ゆうちょ銀行で」と考えるほど、昔から子供用の口座に人気のゆうちょ銀行。全国各地の郵便局のネットワークを通じたサービスを展開しているので、こちらも引越しなど生活の変化に対応しやすいメリットがあります。
また、ゆうちょ銀行では赤ちゃんの銀行口座開設キャンペーンを実施していることもあります。
郵便局へ行けばキャンペーンを実施しているか確認できるので、興味のある方は郵便局で確認してみましょう。
楽天銀行
冒頭でも述べたとおり、楽天銀行は赤ちゃんの銀行口座キャンペーンを行っています。楽天のサービスをよく利用する方が使いやすい楽天銀行は、ネットバンクなので生活の変化にも対応できます。
りそな銀行
ATMの手数料優遇や、デビットカード利用によるポイント優待などが魅力のりそな銀行。親御さんの中には、りそな銀行をメインに使っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?赤ちゃん用の銀行口座の場合、デビットカードのポイント優待などは正直必要ありませんが、使い慣れている銀行口座を開設すると使い勝手はいいですよね。
そのため、りそな銀行と取引のある方は、赤ちゃん用の銀行口座にりそな銀行を検討してみてもいいかも。
SBIネット銀行
ネットバンクとして知名度の高いSBIネット銀行。こちらも、親御さんが使い慣れているようであれば赤ちゃん用の銀行口座を開設してもいいかもしれません。
やはりネットバンクは、子供の成長など生活の変化に対応しやすいです。
赤ちゃんの銀行印におすすめの印鑑
赤ちゃんの銀行口座を開設する上で欠かせない銀行印。こちらの項目では、赤ちゃん用の銀行口座を作成する際におすすめの印鑑を紹介します。
赤ちゃん用の銀行印を作る際のポイントは、どれだけ長持ちする素材を選ぶかどうかが重要です。
印鑑には様々な素材がありますが、赤ちゃんが大きくなってからも銀行口座のはんことして使い続けられるよう、耐久性の高い印材を選ぶことが大切。
そこで、赤ちゃんが大人になっても銀行口座用のはんことして使えるほど耐久力の高い、頑丈な印鑑を紹介します。
チタン印鑑
この世に存在する印鑑の中で、最も耐久力が高いといっても過言ではないのがチタン印鑑です。
チタンと呼ばれるサビにくい金属で作られていることが特徴。経年劣化により変形したりサビたりする心配がありません。
チタン印鑑は他の印材と比べるとやや値段が高いですが、大切に扱えば一生モノとしても銀行口座用に使えるほど耐久力に優れているのでおすすめです。
また、チタンは医療用器具にも使われるノンアレルギーな素材であり、金属アレルギーが起こりにくいことも特徴です。
そのため、赤ちゃんの金属アレルギーが心配な方でも、銀行口座用のはんことして使いやすい印鑑となっています。
黒水牛
次に紹介する赤ちゃんの銀行口座用の印鑑におすすめの素材は、黒水牛です。 黒水牛は、昔から印鑑の素材として人気がある定番の商品。
チタン印鑑ほどの耐久力はありませんが、比較的リーズナブルで安い値段なので、赤ちゃんの銀行口座用に気軽に購入しやすいはんこです。
黒水牛の魅力は、赤ちゃんが男の子でも女の子でも使える、スタイリッシュな見た目にあります。
子供が大人になってからもそのまま銀行口座用の印鑑として使えるので、黒水牛はぜひ検討対象に入れていただきたい素材です。
牛角
最後に紹介する赤ちゃんの銀行口座用におすすめの印鑑は、牛角です。牛角は黒水牛と同じく動物系の印材として、銀行口座用のはんこの定番。
透明感のある白っぽい見た目のものから、茶色と白のグラデーションがきれいなものまで、様々な模様が楽しめます。
黒水牛との違いは、主に印鑑の見た目となります。「子供には、人とはちょっと違った個性のあるアイテムを持たせてあげたい」と考える方なら、赤ちゃんの銀行口座用の印鑑には牛角を選んでみてはいかがでしょうか?
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まとめ:赤ちゃん用の口座は便利なので、ぜひ作ろう!
今回の記事では、赤ちゃん名義の銀行口座を開設する際に、覚えておくべき情報をまとめました。記事のポイントを簡単にまとめると、次の通りです。- 赤ちゃん名義の銀行口座は作れるが、地方銀行などは断られることもある
- 子供名義の銀行口座は、教育費の管理に役立つ
- 手続きの際には、赤ちゃんの健康保険証を持っていくのが便利
また、赤ちゃんの銀行口座を作成する際には、専用の印鑑を作る必要があります。赤ちゃんの銀行口座用の印鑑は、とにかく耐久力が大事。
チタンや黒水牛、牛角など、長く使える銀行印を作るのがいいでしょう。これから赤ちゃん用の銀行口座を開設しようと考えている方は、ぜひ一生モノの印鑑を作ってあげてくださいね。
印鑑を作る際、印鑑通販ショップを選ぶことになります。当サイトが自信をもっておすすめする印鑑通販ショップを下記に載せておきますので、参考にしてみてください!
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