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手彫りと機械彫り違いは何ですか?

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樽見 章寛
樽見 章寛(たるみ あきひろ) 実印.net 編集部
印鑑は、人生に何度も購入することはありません。言うなれば、一生に一度の買い物と行っても過言ではないほど重要な買い物。そのため”長い目”で見た時どれを選んだらよいのか、この視点を大切に、優良な情報をみなさまにお届けいたします。年間2.5万本の印鑑作成に貢献。




手彫りと機械掘り~実印・印鑑の作成方法~

画像:実印仕上げ

皆さんは印鑑作成の宣伝を見ていて、「手彫り」や「機械彫り」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 多くの印鑑・実印通販サイトやはんこ屋は、主に3種類の彫刻方法で分類することができます。その彫刻方法とは、

  • 機械彫り
  • 機械彫り・手仕上げ
  • 完全手彫り

これらの3つには一体どのような違いあるのか?機械彫り・手仕上げという言葉をはじめて耳にしたという方も多いのではないでしょうか。

印鑑の彫り方・作成の違いというのは、はんこの基礎となる作成手順「字入れ、粗彫り、仕上げ」の3工程のそれぞれの違いによって分類されます。

まず、それぞれどういった作業なのかご紹介します。


字入れ
印影をデザインし実際に素材に転写する作業のこと。印影のデザインの仕方に関しては、デザイナーが筆やペンで手書きで作成する場合と、グラフィックソフトを使ってオリジナルのデザインを作るパターンがある。
粗彫り
転写した印影を元に、印面の粗削りの作業。機械を用いる場合と職人が一から手作業で行う場合がある。
仕上げ
粗彫りで彫りきれなかった細かい部分を彫ったり、線を美しく整えたりする作業。この工程は手作業でおこなうはんこ屋も多い。


冒頭で紹介した印鑑の彫刻方法は、これらの工程を職人の手作業でおこなっているか、それとも機械でおこなっているかで分類されます


機械彫り
すべての工程が機械でおこなわれます。精密機械を利用することで印影が綺麗に仕上がる傾向がありますが、印影が画一的になってしまわないか、印影のデータは大丈夫なのかと不安に思う方が多いようです。パソコンフォントをそのまま使用している場合は偽造のリスクが高く危険です。
機械彫り・手仕上げ
粗彫りの工程のみを機械彫りでおこない、仕上げを手作業でおこなう作成パターン。多くの通販サイトが採用している方式です。印影のデザインに関しては、パソコンフォントをそのまま使っていないか、など注意する必要があります。
完全手彫り
職人がすべての工程を手作業でおこなって作ったはんこを完全手彫り印鑑といいます。熟練の技によって緻密に彫られ、美しく味のある印影が特徴的です。他に比べて値段が高く販売されますが、実印用に購入される方が多くいらっしゃいます。

この後、詳しく説明していきますが、実印や銀行印用の印鑑を作成する際には、確実に「機械彫り・手仕上げ」もしくは「完全手彫り」で作っている業者に頼むことをおすすめします。

機械彫り、手仕上げと完全手織り印鑑


すべての工程を機械でおこなっている場合、仕上がりが同一のものになる傾向があり、偽造のリスクも高くなります。 ネット上では、心配しすぎだ、という意見もちらほら見かけますが、偽造されて悪用された時のリスクを考えると、用心しておいて損はありません。

少なくとも手仕上げで作成している業者に頼むとよいでしょう。

続いて、もう少し詳しくメリット・デメリットについて見ていきましょう。 最後のほうでおすすめの通販ショップも紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてください。



機械彫り・手仕上げのメリット・デメリット

まず最初に、「機械彫り・手仕上げ」で作成される実印のメリットとデメリットについて見ていきましょう。

  • メリット
    • 値段が割安
    • 通販で早くお届け
    • デザイナーの印影作成で安心
  • デメリット
    • パソコンフォント使用の場合危ない

機械彫り・手仕上げの印鑑のメリットといえば、まず値段が安いことが挙げられます。 印鑑通販サイトでは機械彫り・手仕上げで作成している事が多く、作業の効率化により、より安く・より速く実印を届けてくれます。

印影に関しては、様々な意見がありますが、基本的に安全といえます。 というのも、多くの印鑑通販サイトでは、パソコン・手作業どちらにおいても、一からオリジナルのデザインを作成しているからです。

一つ一つ違う印影で作成し、手仕上げを行えば、途中の粗彫りに機械を用いていても問題はないと言えるでしょう。 さらに言うと、実印の偽造や複製を防止するには実印の管理を徹底することが一番重要です。

というのも、機械彫りであろうと、完全手彫りであろうと、現代のコピー技術を用いてすれば完璧に複製されてしまうからです。 重要なのは、失くしたり盗まれたりしないように、実印をしっかりと保管しておくこと。人目につかなければ偽造されることはほぼありません。

最も注意すべきポイントと言えば通販サイト選びです。数あるお店の中には、パソコンフォントをそのまま使い、手仕上げで済ましている業者がいる可能性があります。 作成方法が明記されていない通販サイトの場合は自前に問い合わせると安全です。

このページでは、独自調査の結果、実印一つ一つについて、印影デザイナーがオリジナルの印影を作成しているショップを発見しましたので紹介しています。

その名も「ハンコヤドットコム」。 詳しい情報へのリンクは、ページの最後のほうで紹介していますので、ぜひご覧ください。

印影デザイナーの作成するオリジナル印鑑販売



完全手彫り印鑑のメリット・デメリット

次に、完全手彫り印鑑のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

  • メリット
    • 職人による美しい仕上がり
    • 印影が唯一無二の一品
    • 珍しい名前でもOK!細かい要望ができる
  • デメリット
    • 値段が高い
    • できあがるまでに時間がかかる

完全手彫り実印の最大のメリットといえば、やはり職人の手作業による、素晴らしい一品を手に入れることができるという点でしょう。 熟練の職人がつくった印鑑は、精密機械で彫ったものよりも美しく、味わいがあると言われます。

印影が手作業で完全オリジナルのものとなるので、偽造が心配な方でも安心して購入することができます。 細かいリクエストができ、融通が効くのも満足できるポイントです。

ただし、完全手彫り印鑑は、手仕上げのものよりもどうしても値段が高くなってしまいます。また、作成に時間がかかるので、すぐに手元にというわけにはいきません。 お金と時間がある時に、あらかじめ作っておくことをおすすめします。

値段が高い完全手彫り印鑑ですが、一生物である実印用に買われる方も多くいらっしゃいます。実印にはこだわりたいという方にはとてもおすすめです。

完全手彫り印鑑


手彫り印鑑、注文時の注意点

技術の進歩で、印鑑の彫刻機械が発明されて以降、機械彫りの印鑑を手彫り印鑑と偽って販売する方法が多く出回るようになりました。

ゆえに、印章組合は公正取引委員会からの勧告・指導により、印鑑彫刻の呼び名について正式な定義を作りました。 しかしながら、組合に加盟していない店舗などはこの定義を守っていないのが現状です。

完全手彫り印鑑を注文する際に最も注意する必要があるのは、本当に完全手彫りであるかどうか。 「完全」という名称がはいっていれば、ほぼ安心はできますが、ただ「手彫り」と書かれている場合は、ただの手仕上げかどうか気をつける必要があります。

対策として『手彫り印鑑』を注文する際には、制作途中過程の写真を見せてもらうのが良いでしょう。

機械彫り仕上げのメリット、デメリット


上の写真のように篆刻台(彫刻台)に印材をセットしてある状態での彫り途中の写真であれば間違いないでしょう。 実際の注文品でこのような写真が手に入れば、本当に手彫り印鑑を作っているのかの証明に近いと思われます。

笑い話ですが、手彫り注文の後、写真を要請したところ、法外な写真代を請求されたという話を聞きます。 これは、あわてて、機械彫りから本当の手彫りに切り替えた為、コストが上がったからだと思われます。

このような心配をしなくて済むように、信頼のおける印鑑通販サイトで作成したいですよね。 以下のページで、おすすめの手彫り印鑑通販サイトを紹介しています。

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