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印鑑を購入する際のお店の選び方

印鑑を購入する時、どこで買えば良いのかわからないですよね

印鑑を販売しているお店といえば、店舗の専門店・文房具店・100均・ネットの印鑑通販店などがあげられます。 こんなにたくさんあると、ますます迷っちゃいますよね。

そこで今回は、印鑑を購入するにはどのお店で購入するのが良いのかをご紹介していきます! 実は、お店選びのポイントは、お求めの印鑑の種類(実印や認印など)によって変わってきます。

こちらのページをご覧いただければ、印鑑の種類ごとにおすすめの購入店を知ることができるので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人
樽見 章寛
樽見 章寛(たるみ あきひろ) 実印.net 編集部
印鑑は、人生に何度も購入することはありません。言うなれば、一生に一度の買い物と行っても過言ではないほど重要な買い物。そのため”長い目”で見た時どれを選んだらよいのか、この視点を大切に、優良な情報をみなさまにお届けいたします。年間2.5万本の印鑑作成に貢献。




購入予定の印鑑はどれ?

購入予定の印鑑はどれ

まずはあなたがどんな印鑑を購入したいのかをはっきりさせておきましょう。 というのも、お求めの印鑑の種類によって、おすすめする購入先が変わってくるからです。

以下に一般的な印鑑の種類を記載します。あなたがお店で購入したい印鑑はどれでしょうか? 各項目をクリック(タップ)で、それぞの印鑑にあったお店の選び方に飛びます。

  • 実印…市区町村役場に印鑑登録申請をし、受理されたもの
  • 銀行印…その名の通り、銀行に届け出るもの
  • 認印…宅配便の受け取りや簡単な書類に用いられるもの


印鑑の種類ごとのお店の選び方

様々な印鑑を購入する際のお店の選び方

それでは、印鑑の種類ごとにお店の選び方を見ていきましょう! 多くの方は、「印鑑なんてどのお店で買っても一緒でしょ?」と思われているはず。 しかし、上記で触れたように、印鑑の用途によっては向き不向きがありますので、注意が必要です。


実印

実印は簡単に言うと、市区町村役場などで「印鑑登録申請」をし、公的な第三者機関に認められた印鑑です。 使用する場合は基本的に「印鑑登録証明書」が必要となります。

多くの場合、不動産の契約や公的書類などに用いられます。 それだけ重要な実印ですから、お店で購入する場合は、必ず印鑑専門店で購入されることをおすすめします。

さらに付け加えるのであれば、ある程度の信頼と実績のあるお店を選ぶことをおすすめします。 そういったお店であれば実印の取り扱いにもなれていますし、手彫りでの実印作成も依頼できるからです。


銀行印

銀行印とは、銀行で口座解説をする際などに本人確認用として、届け出る印鑑を指します。 実印の次に重要な印鑑と言っても過言はないでしょう。

銀行印をお店で購入する場合は、認印のように100円ショップなどのゴム印やシャチハタではなく、店舗の印鑑専門店やネットの印鑑専門店で購入されることをおすすめします。

大量生産されたいわゆる三文判のような印鑑を銀行印として登録することは、セキュリティ上おすすめできません。 三文判やシャチハタでは、あなたになりすました人間が預金を引き出すこともできてしまいます。

銀行印はお金にかかわる重要な印鑑ですので、安物で済ませずにきちんとした印鑑専門店で購入することが大切です。 印鑑専門店であれば、店舗よりもネットの専門店で購入することをおすすめします。

店舗購入とネット購入、それぞれのメリット・デメリットはこちら(ページ下部)で解説しています!


認印

認印を購入したい方が、1番多いでしょうか。それに比例して、お店での取り扱いや印鑑市場での流通量も1番。 印鑑専門店や文房具店、100円均など多くの場所で購入することが可能です。

認印を購入する際に気をつけるポイントはほとんどありません。お近くの100均で購入しても、問題ないでしょう。 強いて言えば、100均などで売られているゴム印タイプの認印は、珍しい名字の取り扱いが少ないこと。

もしも、あなたの名字が珍しい場合には、印鑑専門店などで認印の作成依頼をしましょう。 さすがに100均の価格にはかないませんが、大手印鑑専門店やネットのお店であれば、数百円~購入が可能です。

【まとめ】
  • 実印:印鑑専門店(店舗かネット)
  • 銀行印:印鑑専門店(店舗かネット)
  • 認印:どこでも可(文房具店や100均でもOK)

こちらのページでは、印鑑の種類ごとにおすすめの購入場所を解説してきました。 ですが、購入店ごとのメリット・デメリットも気になる方も多いのではないでしょうか?

そこで次では、購入店ごとのメリット・デメリットを紹介していきます!



購入店ごとのメリット・デメリット

購入ごとのメリット・デメリット

印鑑を購入できるお店は、大きく以下の4つあります。

  • 100均
  • 文房具店
  • 店舗の印鑑専門店
  • ネットの印鑑専門店

それぞれのお店にメリット・デメリットがあるので、順番に解説していきます!


100均

メリット デメリット
価格が安い 耐久性が低い
悪用される危険性が高い

100均で販売されている安い印鑑は、三文判とも呼ばれます。三文判の最大のメリットは、安く購入できる点でしょう。 認印など、重要度の低い印鑑用に100均の印鑑を購入するのは、安く済むので良いかもしれません。

ですが、実印や銀行印、またはビジネス用での購入は、あまりおすすめできません。その理由は、大きく2点。

1点目は、耐久性が低い点。100均の印鑑の素材は、黒ラクトや白ラクトと呼ばれ、プラスチックの物が多いです。 価格は安いですが、耐久性が低いのであまりおすすめできません。

2点目は、基本的に同じ書体で作成されている点。100均の印鑑の多くは、機械で大量生産されており、同じ書体で一律に作成されます。 全く同じ印鑑が全国にいくつもあるということなので、悪用の危険性が高まります。


文房具店

メリット デメリット
価格が安い 耐久性が低い
悪用される危険性が高い

文房具店でも、1,000円前後の三文判を販売しています。文房具店での購入によるメリット・デメリットも、100均と同じになります。説明は、100均をご参照ください。


店舗の印鑑専門店

メリット デメリット
相談しながら購入できる 手に届くまでに時間がかかる
珍しい名字にも対応している 価格が高い
印材の種類に限りがある

店舗の印鑑専門店での購入の最大のメリットは、やはり相談できることでしょうか。 印鑑の購入は、人生に何度もあることではないので、わからないことをその場でプロに相談できるメリットがあります。

そして、100均などと違い注文をしてから印鑑を作成するので、珍しい名字にも対応してくれます。 また、フルネームでの印鑑作成にも対応してくれます。

店舗の印鑑専門店でのデメリットは、3つ。まず、印鑑を注文してから届くまで、数日〜数週間かかります。 店舗での購入を検討しており印鑑がすぐに必要という方は、店舗に納期の相談をしてみましょう。

2点目は、価格が高い点。100均などと比較し価格が高いのはわかりますが、ネットの印鑑専門店と比較しても高くなります。 より詳細な価格比較をご覧になりたい方は、以下で説明しています。

3点目は、印材の種類に限りがある点。基本的に店舗で購入する場合は、店舗に在庫のある印材に限られます。 店舗で購入したく、かつ欲しい印材が決まっている方は、予め問い合わせることをおすすめします!

実は、店舗購入のデメリットは、ネット購入で解決されます。 ネットの印鑑専門店であれば、「納期は早くて翌日・価格も店舗より安い・印材も豊富」なのです。詳しくは、次で解説していきます!


ネットの印鑑専門店

メリット デメリット
価格が安い 相談しにくい
即日発送が可能 実物を確認できない
印材が豊富

ネット購入の最大のメリットとして、店舗と比較し価格の安さがあげられます。 以下の表をご覧ください。ネット購入の金額と店舗購入の金額を比較しました。

※最大手印鑑ショップ「ハンコヤドットコム」の実印15mmで比較(表記価格は税込)
印材 店頭価格 ネット価格
薩摩本柘 7,350円 4,280円 -3,070円
彩樺 8,930円 5,200円 -3,730円
黒水牛 9,450円 5,500円 -3,950円
オランダ水牛 10,680円 7,030円 -3,650円
琥珀 26,780円 15,590円 -11,190円

なるべく安く印鑑を購入したい方は、店舗よりもネットの印鑑通販店で購入されることをおすすめします。

また、多くのネット印鑑専門店では、「◯時までの注文で即日発送します」というサービスを行っています。 地域にもよりますが、大手印鑑通販ショップで購入すれば、注文後3日以内には印鑑が届くと考えてほぼ間違いないでしょう。

3点目のメリットとして、印材の豊富さがあります。 ネットでは、店舗のように在庫を確保するスペースが必要ないので、多くの印材を購入できます。 大手印鑑通販サイトでは、40〜60前後の印材を取り扱っています。

一方、ネット購入のデメリットとして、相談できないということがあります。 店舗と違い直接やり取りできないので、相談しながら購入したいという方は店舗での購入をおすすめします。

そして、ネット購入では実物を確認できないというデメリットもあります。 実際の印材の手触りなど、確認しながら購入する印鑑を選びたいという方には、向かないかもしれません。



まとめ

こちらのページでは、印鑑購入のポイントについてまとめました。最後に簡単に内容をまとめます。

  • 実印、銀行印の購入:店舗かネットの印鑑専門店がおすすめ
  • 認印の購入:どこでも問題ない(100均でも可)
  • 店舗購入をおすすめする方:プロに相談し、実物を手に取りながら検討したい方
  • ネット購入をおすすめする方:安く、早く、多くの印材から選びたい方

なお、ネットでの印鑑購入を検討している方は、次に「どこの通販ショップで買うか」が重要になってきます。 事実、ネット印鑑ショップによって印鑑の価格は、同じ印材でも数千〜数万円変わってきます

筆者が、約30サイトを比較して作成したネット印鑑ショップランキングがあるので、よろしければご参考ください。 「実績を重視する方向け」「安くて質の良い印鑑が欲しい方向け」など、ニーズ別に作成してます。