社判のサイズ選びを徹底解説!一般的な大きさや登記時の規則も紹介

社判のサイズ選びを徹底解説!一般的な大きさや登記時の規則も紹介
  • 最終更新日:2024年12月4日
社判のサイズ選びを徹底解説!一般的な大きさや登記時の規則も紹介
「社判を作りたいけど、サイズには法的な規定がある?」
「取引先に見せても恥ずかしくないよう一般的な大きさで社判を作りたい」


このようにお考えではありませんか。この記事では、社判のサイズ選びに関する情報を徹底的にまとめています。

法人登記の際に守るべき社判のサイズ規定や、多くの法人が採用している一般的なサイズについても解説。社判のサイズに関する情報をお調べの方は、ぜひ最後までお読みください。

なお社判のサイズとは、印鑑のボディの長さではなく、印面の直径を意味しています。

印鑑のボディの長さについては、個人用でも法人用でも60mmが一般的な大きさとなっています。

執筆者
樽見 章寛

樽見 章寛

印鑑は、人生に何度も購入することはありません。言うなれば、一生に一度の買い物と行っても過言ではないほど重要な買い物。そのため”長い目”で見た時どれを選んだらよいのか、この視点を大切に、優良な情報をみなさまにお届けいたします。年間1万本以上の印鑑作成に貢献。



社判のサイズに規定はある?

社判のサイズは?

そもそも社判とは、法人が使用する印鑑を総称する言葉です。社判に該当する印鑑の例を挙げると、次のとおりです。

  • 代表者印(法人実印)
  • 法人銀行印
  • 角印/法人認印
  • ゴム印

これら社判のサイズには、法的な規定は存在しているのでしょうか?それぞれの社判のサイズ規定について、詳しく解説していきます。

代表者印(法人実印)のサイズの規定

まずは社判の中でも最も法的効力の強い代表者印のサイズについて解説します。代表者印は、法人登記の際に法務局へ届け出て登録される社判です。

商業登記規則の第9条によると、代表者印のサイズは「10mm〜30mmの正方形に収まるもの」と規定が明記されています。

社判のうち代表者印を作成する際は、このサイズに収まる大きさの印鑑を注文するようにしましょう。

法人銀行印のサイズの規定

次に、社判のうち法人口座の利用時に必要となる法人銀行印のサイズ規定について解説します。結論を申し上げると、法人銀行印に明確なサイズ規定は存在しません。

しかし、銀行で手続きをする書類には法人銀行印の捺印欄が配置されているため、その枠に収まるサイズで作成するのが現実的です。

一般的な丸型の法人銀行印であれば、よほど大きすぎる社判をオーダーメイドで作成しない限り、銀行の捺印欄には収まるでしょう。

角印/法人認印のサイズの規定

続いて、社判の中でも利用頻度の高い角印や法人認印のサイズ規定について解説します。

角印や法人認印は、代表者印のように公的機関で登録する必要がない社判です。そのため、特にサイズ規定はないと考えましょう。

角印や法人認印は、取引先とやりとりする見積書や請求書などの書類に使用する社判です。取引先に見られることを念頭に置き、サイズを決めるとよいでしょう。

ゴム印の社判のサイズ規定

社判の中でもやや特殊なポジションにいるのがゴム印です。ゴム印と一口に言っても、企業の住所印や日付印、役職印など様々な種類の社判が存在しています。

ゴム印の社判にも、特にサイズ規定はありません。用途に応じて最適な大きさの社判を作成しましょう。

社判の一般的な大きさ

社判の一般的な大きさ

先ほどは社判のサイズ規定に関する情報をお伝えしました。代表者印を除く全ての社判にはサイズ規定がありませんが、多くの法人で採用されている一般的なサイズは存在します。

取引先とのやり取りにも使用する社判だからこそ、一般的なサイズを知っておくことは重要です。

社判は、よく使われる実印、銀行印、角印の3本を、それぞれ一連の組み合わせで作成するのが一般的となっています。

社判サイズの一般的な組み合わせパターンを表にまとめましたので、ご覧ください。

代表者印 法人銀行印 角印
パターン① 18.0mm 16.5mm 21.0mm
パターン② 21.0mm 18.0mm 24.0mm

それぞれの社判の一般的なサイズについて、詳しく解説していきます。

代表者印(法人実印)の一般的な大きさ

代表者印は、企業の重要な契約や官公庁への提出書類に使用される社判です。

丸型の社判の中では最も大きいサイズで作られるのが一般的で、18.0mmまたは21.0mmのサイズが主流となっています。

法人銀行印の一般的な大きさ

法人銀行印は、銀行口座から預金を引き出したり、約束手形を発行したりする際に使用する社判です。

代表者印よりも一回り小さいサイズで作成するのが一般的で、16.5mmまたは18.0mmで作成する法人が多くなっています。

角印/法人認印の一般的な大きさ

角印とは、請求書や領収書など日常的に発行する証憑書類に使用される社判です。そのほか、代表者印を使用するほどではないライトな契約業務にも使われます。

角印は会社の権威を表す社判ともされており、大きいサイズのはんこが好まれる傾向にあります。

21.0mmまたは24.0mmで作成するのが一般的であり、他の社判との組み合わせで選ぶとよいでしょう。

なお、丸型の法人認印を作成する場合は、法人銀行印と同じサイズで作るのが一般的です。社判4本セットなども販売されているため、まとめて購入するのが簡単でおすすめです。

ゴム印の一般的な大きさ

「ゴム印の社判は用途によってサイズが変わる」とお伝えしましたが、会社名や法人の住所、代表者氏名や電話番号などを記載する「住所印」には一般的なサイズが存在しています。

印鑑のネット通販サイト大手である「ハンコヤドットコム」では、ゴム印の住所印では以下のサイズが一般的であると紹介されています。

サイズ 木台 住所印 アクリル台 住所印
標準 23mm×63mm 23mm×63mm
小さめ 18mm×63mm 18mm×63mm
大きめ 28mm×74mm 取扱なし

もちろん必要事項を全て盛り込めることが前提にはなりますが、ゴム印の社判を一般的なサイズで作りたい方は、上記のサイズを参考にするとよいでしょう。

社判の印面に刻印できる文字数

社判に刻印できる文字数

社判を選ぶ際に注意したいのは、注文するサイズによって印面に刻印できる文字数が変わってくる点です。

ハンコヤドットコムの場合、社判に刻印できる文字数例は下記のとおりです。

社判の種類 文字数
代表者印(法人実印)
18.0mm/21.0mm
内枠:12文字程度
外枠:30文字程度
法人銀行印
16.5mm/18.0mm
内枠:12文字程度
外枠:30文字程度
角印
21.0mm/24.0mm
30文字程度
法人認印
16.5mm/18.0mm
内枠:12文字程度
外枠:30文字程度

実際に刻印できる文字数は表記や文字によっても変わるため、ギリギリの場合は注文前に問い合わせをするとよいでしょう。

また、同じサイズの社判でも購入するショップにより刻印可能な文字数は変わる点にも注意が必要です。

まとめ:社判は「ハンコヤドットコム」でのセット購入がおすすめ

ハンコヤドットコム

この記事では、社判のサイズに関する情報を徹底的に解説しました。社判のサイズ規定や一般的な大きさをおさらいすると、以下のとおりです。

社判の種類 サイズ規定 一般的なサイズ
代表者印
(法人実印)
10mm〜30mmの正方形に収まるもの 18.0mm/
21.0mm
法人銀行印 銀行の書類の捺印欄に収まるもの 16.5mm/
18.0mm
角印 特になし 21.0mm/
24.0mm
法人認印 特になし 16.5mm/
18.0mm

社判は全て同じ素材で作成し、一連の組み合わせでサイズを決めるのが一般的。

印鑑の通販サイトや店舗では「会社設立セット」など、お得なセット価格で販売していることも多いです。社判を購入する際は、セットで注文するのもいいでしょう。

社判の購入に最もおすすめの印鑑通販サイトは、業界最大手の「ハンコヤドットコム」です。「ハンコヤドットコム」をおすすめする理由は、下記の4つです。

  • お得な4種類の社判セットが購入可能
  • 18種類の中からお気に入りの素材を選んで社判を作成可能
  • 「30年保証」があり、万が一破損しても彫り直し可能
  • 「即日出荷サービス」があり、最短で注文翌日に社判を受け取れる

「ハンコヤドットコム」では、社判のセットが以下の値段で購入できます。

  • 実印・角印セット:15,150円~
  • 実印・銀行印セット:13,010円~
  • 実印・銀行印・角印 3本セット:19,160円~
  • 実印・銀行印・角印・認印 4本セット:24,500円~

これらセットは単品商品を別々に購入するよりもお得で、住所印とのセットも格安価格で販売されています。

社判の素材も18種類のラインナップがあるので、会社の雰囲気や自分の好みに合わせたお気に入りの素材で会社印鑑を作成できます。

30年間破損した印鑑の彫り直しが無料でできる「30年保証」や、平日・土曜13時までの注文で利用できる「即日出荷サービス」など、嬉しいサービスも揃っています。

ぜひ、ハンコヤドットコムでお得に社判を作成してみてください!

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なお社判の基礎知識についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひ次の記事をご覧ください。

印鑑を作る際に、高品質な社判を安い価格で購入できるおすすめの通販サイトも紹介しています。

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社印との違いや作成ポイントも解説