「認印を購入予定だけど、どこで買えばいいんだっけ?」とお悩みではありませんか?
この記事では、認印を購入できる場所やおすすめのショップ、人気の印鑑素材などに関する情報をまとめています。 さらに記事内では、悪用されるリスクの少ない認印を購入するために、注意しなければならないポイントも紹介しています。
この記事を読めば、あなたもご自分に最適な認印を購入できること間違いなし。ぜひ最後までご覧ください。
【印鑑を購入できる場所】一覧はこちら
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実印や銀行印と異なり、届出を出していない判子である「認印」。使用頻度が一番高く、認印=シャチハタであると勘違いされている方も多いのではないでしょうか。年間2.5万本の印鑑作成に貢献している筆者が、認印についてわかりやすく解説します。
【目次】
認印を購入できる場所は?
認印をはじめとする印鑑は、いざ購入しようと思った時に「どこで買うんだっけ?」と迷いがち。
そこで、まずは認印を購入できる場所やお店を紹介していきます。 認印を購入できる場所を下記の表にまとめたので、参考にしてください。
購入できる場所 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ネットの印鑑専門店 |
|
|
店舗の印鑑専門店 | 店員さんに相談できる |
|
100均 | 価格が安い |
|
文房具店 | ||
ホームセンター |
大きく分けると、認印を購入できる場所は上記の5つ。次から、5つの購入場所について注意点などを含め詳しく紹介していきます。
筆者のおすすめは「ネットの印鑑専門店」
印鑑専門店の高品質の印材を1,820円~という低価格で購入でき、さらに10年保証付き!おすすめのネット印鑑専門店はページ下部で紹介しています。
安い三文判や朱肉不要のはんこ
認印をとにかく安く買いたい場合、100円くらいの三文判(安いハンコのこと)や、朱肉不要のはんこを認印として使うことになります。 これらを購入できる場所は、次の通り。- 100均
- 文房具屋
- ホームセンター
ただし、安い印鑑は注意も必要です。認印は印鑑の中でも一番使用頻度が高いため、摩耗する可能性も高くなります。 壊れるたびに買い直すのもいいですが、そのたび店舗に足を運ぶのも手間がかかりますよね。
また、100均や文房具店で買える安い印鑑は、大量生産された印鑑になります。 同じ書体で一律に作成されるため、悪用される危険性が高まるのです。
これらの理由から、100均や文房具店で購入できる安い印鑑を認印として使うことは、あまりおすすめできません。
一方、ネットの印鑑通販サイトできちんとした認印を購入すれば、同じ印影は存在せず保証期間も10年つきます。 価格も、サイトによっては1,820円(税・送料込)~購入可能です。
年間182円の出費で10年間使い続けられることを考えると、そこまで高い買い物でもないのではないでしょうか? そこで次では、店舗やネットの印鑑専門店で作成できるきちんとした認印や、シャチハタを認印として使うことについて解説していきます。
きちんとした認印や、正規品のシャチハタ
100均や文房具店で購入できる安い認印ではなく、良質な認印や正規品のシャチハタを購入できる場所は、下記の通り。- 店舗の印鑑専門店
- ネットの印鑑専門サイト
都心部にお住まいの方なら、意外と通勤ルートに印鑑専門ショップがあったりします。 店舗の印鑑専門店でも、良質な認印を購入できるでしょう。店舗では、直接相談しながら購入できるのがメリットですね!
ですが、「直接相談しなくても大丈夫」という方には、ネットの印鑑通販サイトでの購入をおすすめします。 その理由は、主に下記3点。
【ネット印鑑通販サイトをおすすめする理由】
- 価格が安い
- 即日発送可能
- 印材が豊富
まず、店舗よりもネットの方が価格が安いです。 店舗と比べてネットでは、人件費や家賃などのコストがかからないため、安い価格で認印を提供できるのです。 下記の表は、店舗とネットの価格の違いの一例です。
※印鑑通販最大手ハンコヤドットコムの例(表記価格は税込)
素材 | 店舗の価格 | ネットの価格 |
---|---|---|
薩摩本柘 | 7,350円 | 2,750円 |
彩樺 | 8,930円 | 3,470円 |
黒水牛 | 9,450円 | 5,400円 |
2つめに、ネットは即日発送が可能という点があげられます。 ネット通販サイトの多くは即日発送が可能なので、早くて次の日に、遅くても注文の2日後には手元に届く可能性が高いのです。 これに対し店舗で注文すると、数日~数週間かかります。
最後に、印材が豊富な点があります。店舗では物理的な保管スペースに限りがありますが、ネットではありません。 実際に印材を手に取れないのはネットのデメリットですが、豊富な種類から選びたい方はネットで購入することをおすすめします。
以上3つの理由から「安い・早い・豊富な種類」を重視する方は、ネット印鑑通販サイトで認印を購入することをおすすめします。
ただ、ネット印鑑通販サイトはたくさんあるので、どこで購入すればいいか迷ってしまいますよね。 そこで、次ではおすすめの印鑑通販サイトを紹介していきます。
おすすめの印鑑専門通販サイト!値段の目安も紹介
次に、認印や正規品のシャチハタを購入するのにおすすめの、印鑑を専門に扱う通販サイトを紹介します。
こちらで紹介しているのは、どれも印鑑業界では名が知られている大手ばかり。 しかも、取り上げている全ての通販サイトが購入商品に対して10年以上の保証を用意しています。
認印における保証とは、「通常使用で印面が摩耗(こすれて消耗すること)した場合、購入後も無料で彫り直し修理に応じてくれる」という内容が基本。 つまり、1度購入したら長きにわたり使い続けられるんです。
この点も踏まえて、認印に購入のおすすめ通販サイトをチェックしてみましょう!
【各通販サイトのおすすめな方】
- 業界シェアNo.1のサイトで購入したい → ハンコヤドットコム
- できるだけ安く購入したい → はんこプレミアム
- デザインにこだわりたい → Sirusi
- 即日発送してほしい → ハンコマン
ハンコヤドットコム
最初に紹介する印鑑購入におすすめの通販サイトが、「ハンコヤドットコム」です。
ハンコヤドットコムの最大の特徴は、年間40万件以上の膨大な出荷実績にあります。印鑑通販業界のシェアはNo.1なので、業界最大手の存在なのです。 また、TBS系列のバラエティ番組「マツコの知らない世界」で取り上げられたこともあるほど有名な通販サイト。
個人用の認印や銀行印・実印はもちろん、法人用の印鑑も購入できます。 様々な企業から選ばれ続ける実力があるからこそ、高品質な認印を購入できるのです。
ハンコヤドットコムのおすすめポイント
- 保証期間は30年
- 平日と土曜日の13時までの注文で最短即日出荷
- 品揃えが豊富だから、自分好みの認印が購入できる
ハンコヤドットコムのおすすめ認印
ハンコヤドットコムでは定番の柘や黒水牛など、様々な素材の認印を購入できます。 おすすめの商品はたくさんあるのですが、中でも1つに厳選して認印を紹介するなら、「キレイはんこ」シリーズ(税込3,300円〜)があげられます。
キレイはんこでは、女性や子供にも人気のかわいい&おしゃれなデザインの認印を購入可能。 和風・洋風の両方のデザイン認印を購入できるほか、サンリオキャラクターとコラボした商品まで用意されています。
はんこプレミアム
次に紹介する通販サイトが「はんこプレミアム」です。はんこプレミアムは、もともと印鑑の卸売を行っていた会社。 今では認印をはじめとする、印鑑専門の通販サイトを運営しています。
はんこプレミアムのおすすめポイント
- 卸売をしていたから、他社よりも激安で購入できる
- 全ての商品を自社で製作し、品質面もバッチリ
- 個性的な認印も購入可能!話題のチタン印鑑も手に入る
はんこプレミアムのおすすめ認印
はんこプレミアムでは、いま話題のチタン印鑑など、様々な種類の印材(印鑑の素材のこと)の認印を購入できます。 中でも最もおすすめなのは、柘と呼ばれる木材の認印です。
はんこプレミアムでは、柘の認印を最安1,820円(税・送料込)〜という、驚きの格安価格で購入可能です。
柘はアカネとも呼ばれ、古くから印鑑の素材に用いられてきた木材です。 繊維の密度がとても細かいので、木材の中ではとても頑丈な部類に入ります。 低価格でありながら、大切に使えば長きにわたり使用できることから、コストパフォーマンスに優れた認印です。
Sirusi
次に紹介する印鑑購入におすすめの通販サイトは「Sirusi」です。 Sirusiは「印鑑をデザインする」というコンセプトを掲げていて、印面(印鑑の文字が刻んである面のこと)デザインに徹底的にこだわった認印を購入できます。
Sirusiのおすすめポイント
- とにかくおしゃれ!人とは違う個性的な認印を購入できる
- 動物愛護の観点から、動物系の印材は一切扱わない
- ほとんどの購入商品が送料無料
Sirusiのおすすめ認印
Sirusiで購入できるおすすめの認印は、「ネーム印グラフィー」シリーズ(税込4,000円〜)です。 朱肉を使わないタイプの認印なので契約書などでは使えないこともありますが、本当におしゃれなので日常的に愛着を持って使えるのが魅力。
ネーム印グラフィーでは、Sirusiがオリジナルにデザインしたフォントを使用し、1本1本注文を受けてからデザインを作成しています。 世界に1つだけの認印に仕上がるので、自分で使うだけではなく贈り物やプレゼントを購入する際にも最適です。
ハンコマン
最後に紹介する印鑑購入におすすめの通販サイトは「ハンコマン」です。ハンコマンも業界ではかなり知名度の高い大手通販サイト。 他のサイトとは少し違った特徴がある、ハンコマンの詳細を見てみましょう。
ハンコマンのおすすめポイント
- 業界最速を宣言!日本全国にスピーディーに配送
- 素早い配送の秘密は、空輸にも対応しているから
- おしゃれで個性的な認印も購入可能
ハンコマンのおすすめ認印
屋久杉を使った印鑑や和風の雅なはんこなど、個性的な商品も購入できるハンコマン。 そんなハンコマンで購入できる認印のうち最もおすすめなのは、ディズニープリンセス印鑑(税込7,700円)です。
熱狂的なファンも多いディズニー映画のプリンセスがモチーフになった認印で、印鑑ケースもセットになった商品です。
用意されているのは全部で9種類のバリエーション。 違うアニメに登場する5人のプリンセスがシルエットで描かれた認印は、ディズニーファンならぜひ手に入れたい一品です。
ここまで、おすすめのネット印鑑通販サイトを4つ紹介してきました。あなたの気になるサイトで認印を購入していただけると幸いです! なお、印鑑通販サイトをニーズ別にランキング形式で紹介しているページもあります。
「4サイトの中でどこで購入したらいいだろう…」と迷われている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
印鑑を購入する際に決める内容
オーダーメイドの認印を購入する際には、いろいろな内容を自分好みにカスタマイズできます。 こちらでは、認印を購入する際に決めることになる内容をお伝えします。
素材
認印を購入する際に最初に考えるのが、どの素材で作成するかです。 印鑑はどの素材のものを購入するかによって耐久力が全く異なります。耐久力が高い素材を購入すれば長持ちするので、大切に使い続えば一生モノとして生涯使い続けられるものもあります。
特に認印は、実印や銀行印などその他の印鑑よりも捺印する頻度がはるかに高いです。 安い素材で作成すると購入時の費用は抑えられますが、耐久力の面では高級素材には劣ります。
そう考えれば、多少の値が張る高級素材を購入する方が、トータルコストは安く抑えられる可能性も。 ご自分が購入した認印をいつまで使い続ける予定なのかを考え、素材を選ぶようにしましょう。
手彫りか機械彫りか
認印の素材を決定したら、手彫りか機械彫りかを選ぶ必要があります。 手彫りとは人間が手作業で行う彫刻方法。 もう一方の機械彫りはコンピュータへデザインをインプットし、機械がレーザーなどを用いて自動で彫刻する方法です。「機械彫りだと悪用されやすいのでは?」と感じるかもしれませんが、デザインが唯一無二であればその心配はありません。
この記事で紹介している通販サイトなら偽造防止対策はバッチリなので、機械彫りの商品も安心して購入できます。
なお、認印を購入する際におすすめの素材については後ほど紹介しています。ぜひそちらも素材選びの参考にしてみてくださいね。
手彫りには、「完全手彫り」と「手彫り仕上げ」がある
なお、手彫りの中には「完全手彫り」と「手彫り仕上げ」の2種類が存在しています。 それぞれの意味の違いは、次の通り。
完全手彫り:1から10まで全てが手彫り
手彫り仕上げ:機械で荒削りし、最後の仕上げを手彫り
手彫り仕上げ:機械で荒削りし、最後の仕上げを手彫り
完全手彫りは職人が全ての工程を手彫りするので手間がかかり、認印の購入価格も高額になります。 一方の手彫り仕上げは、荒削り段階は機械で実施するので効率が良く、認印の購入価格は安めに設定されます。
セキュリティのことを考えて購入する場合でも、手彫り仕上げで十分。完全手彫りは認印に徹底的にこだわりたい方におすすめです。
名字か名前か、フルネームか
認印の購入時には、認印の印面に刻む文字も決定しなければなりません。 認印へ刻む文字は、次の3種類のいずれかを選ぶのが一般的です。- 名字だけ
- 名前だけ
- フルネーム
なお、認印へ刻む文字として最も一般的なのは「名字だけ」です。 フルネームや名前だけの印鑑は実印や銀行印に使用されることが多く、それらと区別するために認印では名字だけの印鑑を使う方が多いのです。
印面のサイズ
認印を購入する際、印面のサイズを選ぶことができます。 印面サイズは個人の好みで選んでOKですが、認印のサイズとして一般的なのは次の表の通り。男性・女性では手の大きさが違うので、持ちやすいサイズが違っている点も覚えておきましょう。
認印 | 銀行印 | 実印 | |
---|---|---|---|
男性 | 13.5〜15.0mm | 15.0〜16.5mm | 16.5〜18.0mm |
女性 | 10.5〜12.0mm | 12.0〜13.5mm | 13.5〜15.0mm |
文字の書体
認印を購入する際、文字の書体を選ぶことができます。 書体についても自分の好みで選んでOKですが、認印を捺印するシーンを考えると、可読性の高い書体の認印を購入するのがいいでしょう。例を挙げると、「古印体」や「隷書体」などは文字の崩れが少なく、読みやすい書体なのでおすすめです。
認印におすすめの素材
認印を購入する際、どの素材を選ぶのがいいか迷ってしまう方もいらっしゃるでしょう。 そんなあなたのために、こちらでは認印を購入する際におすすめの印鑑素材を紹介します。
一生モノにできる!スタイリッシュなチタン
捺印頻度が高い認印の購入に最もおすすめの素材は、チタンという金属系の素材です。 チタンは非常に頑丈で、「高いところから落とす」など余程の衝撃を与えない限り、印面が欠けてしまう恐れはありません。また、見た目がスタイリッシュな上に朱肉ノリもいいので、認印には最適な素材。 購入にはある程度のコストがかかりますが、一生使えると考えれば安いものでしょう。
認印の定番!黒水牛
漆黒のボディが美しい、黒水牛の認印。黒水牛の印鑑は昔からの定番なので、購入して間違いのない認印素材です。お値段もそれほど高額すぎるわけではないため、認印を購入する際には十分に検討対象に入ります。
価格が安いのに耐久力バツグン!玄武(黒彩樺)
「できる限り値段が安い認印を購入したい。でも、すぐに使えなくなるのは困る。」 そんなあなたにおすすめなのが、木材を人工的に加工して耐久力を高めた玄武(黒彩樺)です。植物系なので購入する値段は安いのに、普通の木材よりも耐久性に優れているので長持ちします。
自分好みの印鑑を持とう!注文はネットショップが
おすすめ
今回の記事では、認印を購入できる場所やおすすめショップ、人気の印鑑素材などを紹介しました。
安い認印は100均などでも購入できますが、長持ちしない上に品質も良くないので、長く使い続けるには不向きです。認印は実印や銀行印のように強い法的効力を持った印鑑ではありません。しかし、捺印する場面は最も多い印鑑です。 だからこそ100円で購入した三文判ではなく、品質の高い”ちゃんとした”認印を持っておくことが大切。
認印の購入を考えているあなたは、ぜひ今回の記事で紹介した内容を参考にして、長きにわたり使い続けられる認印を手に入れてくださいね。