「結婚して名字が変わったから銀行印を変更しなきゃ!」
などなど、銀行印を変更しなければいけない場面に遭遇することもあるかと思います。「どんなに探しても銀行印が出てこない…」そんな時も、慌てずに落ち着いて行動することが大切。
その場合は紛失や盗難の可能性も視野に入れて考え迅速に銀行印を変更しましょう。 また、新しい印鑑を購入した場合や、結婚により苗字が変わった場合にも銀行印の変更手続きが必要です。
当記事では銀行印変更方法の例を大手金融機関ごとに解説しています。初めて変更手続きをする方でもわかりやすいように説明しているので、銀行印の変更が必要な方はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
こんなケースなら変更手続きを!銀行印を登録し直すべき機会
銀行印を変更しなければならない理由には様々なものがあります。急を要するトラブルはもちろん、特に急ぎではない場合も。
もしあなたが次のいずれかのケースに該当するのであれば、銀行印の変更を考えるのがおすすめです。中にはすぐに手続きをしないと危険なケースもあるため、もし当てはまったら放置せずに対処するようにしましょう。
紛失・盗難
銀行印の変更を実施した方がいい代表例として、まず紛失や盗難が挙げられます。 どんなに探しても銀行印が出てこない場合には通帳やキャッシュカードなど他になくしたものはないか探しましょう。自宅のどこかに眠っているだけならまだいいですが、外出先で落としたり盗られたりしたのであれば一大事。今すぐにでも口座をストップしなければ悪用リスクが大きくなりますので、すぐ銀行へ連絡しましょう。
緊急性が高いので、金融機関への連絡は電話を使うのが1番です。その後、ネットショッピングなどを使って別の銀行印を迅速に手配し、変更を手続きしましょう。
銀行印が欠けた・歪んだ
銀行印の欠けや歪みは、1つの銀行印を長く使っている場合や、高いところから銀行印を落としてしまった際などに発生しやすいです。届出済みの銀行印が欠けたり、形がおかしくなったりしてしまったら取り急ぎ変更を。悪用される危険があるわけではないため、紛失時ほど緊急度は高くないケースですが、早めに手続きしておかないと後々面倒かも。 例えば、急にまとまったお金を引き出すことになった時に「変更手続き、まだだった!」という事態に陥っては大変です。
実印と銀行印を兼用している
もしあなたが実印と銀行印を同じ印鑑で兼用しているのであれば、すぐ両者を別のものに変更すべきです。役所で印鑑登録をする実印は、不動産や車などを購入する機会などで求められるハンコですよね。一方、銀行印は銀行での各種手続きをする際に押印を求められるハンコ。
実印と銀行印はサイズによって兼用が可能ですが、そのぶん印影の出回る機会も多いのでおすすめできません。悪用されてしまうリスクもゼロではないため、できるだけ早く別で銀行印を手配しましょう。
もし時間的・金銭的余裕があれば、両方とも新調して変更するのが防犯的には安心です。
ちなみに、インターネットの印鑑ショッピングサイトを利用すれば実印と銀行印がセット販売されていることもあります。まとめて変更したいのであれば、そちらを検討してみるのもおすすめです。
印鑑通販大手の「はんこプレミアム」では、銀行印を最安1,680円(税込)で購入できます。送料込みで2,000円程度で購入できるので、銀行印は実印と別で用意するのがおすすめです。
はんこプレミアムの詳細はこちら【評判・口コミも】
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新しい銀行印を購入した
銀行印を新調した時にも窓口へ行って手続きをしましょう。これまでとは別の銀行印を作成する機会や理由は人によって様々。「気分を一新したいからおしゃれな銀行印に変更する」
「一人暮らしを始めるから親が使っていた銀行印を別のハンコに変更する」
こういった理由から新しい銀行印に変更する方がたくさんいます。もしあなたが人生の節目や転機を迎えようとしているのであれば、この機会に銀行印を変更してみてはいかがでしょうか?
結婚で苗字が変更になった
特に女性に多いケースがこちら。苗字の銀行印を登録していたために変更が必要になる場合は多いです。最近では男性が苗字を変更するケースも増えてきましたが、やはり女性が苗字を変更する場合は少なくありません。もし結婚で苗字が変更された、またはこれから変更する予定があるという方は、早めに窓口で手続きを行いましょう。
また、近々銀行印を登録する・変更するという予定のある女性は、下の名前だけでの銀行印を使用すると結婚の際に変更しなくていいので便利です。銀行印は「苗字だけ」「下の名前だけ」「フルネーム」のいずれでも登録することができます。
メガバンクでの銀行印変更手続き方法
銀行印の変更手続きの方法は利用している金融機関によって若干異なるので注意。こちらの項目では、メガバンクで銀行印変更をする際の方法についてお伝えします。
「変更手続きなんてどの金融機関でも同じじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実はそんなことはありません。あなたの利用しているメガバンクがあれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。
みずほ銀行
日本のメガバンクの1つであるみずほ銀行で銀行印の変更をするためには窓口での申請が必須です。
用意しなければならないのは、通帳と新旧両方の銀行印、そして免許証などの本人を確認する書類です。もとの銀行印は紛失している場合は用意できないので、事前に相談しましょう。
ちなみに、本人を確認する書類はなるべく顔写真が付いているものがいいそうです。顔写真のない保険証を持っていく場合には、郵便物など自分の名前を確認できるものを別で持っていくと安心ですよ。
みずほ銀行での銀行印変更手続きはこちら
三菱UFJ銀行
次に、同じくメガバンクの1つである三菱UFJ銀行で銀行印の変更の手続きを実施するやり方について解説します。三菱UFJ銀行では、もとの銀行印を紛失しているかどうかで手続き内容が違ってきます。
もとの銀行印が手元にないのなら変更を手続きする前に「喪失受付センター」へ電話をし、新しい銀行印を手に入れてから変更手続きを行います。
銀行印の変更手続きをする際には通帳(Eco通帳の場合はキャッシュカード)と新しい銀行印(もとの銀行印がある場合はそちらも)、そして本人を確認する書類が必要です。
ちなみに、通常の変更手続きでは「本人を確認する書類が必要」という記載は公式サイトにないので、不要なのかもしれません。しかし、念のため持っておくと安心でしょう。
なお通常の銀行印変更であれば当日中に完了しますが、紛失の場合は10日〜2週間ほどの時間が必要になります。
三菱UFJ銀行での銀行印変更手続きはこちら
三井住友銀行
最後に銀行印の変更手続きについて紹介するメガバンクは、三井住友銀行です。三井住友銀行では、銀行印を紛失した際に電話だけではなくインターネットバンキングでも手続きが可能です。
ちなみに銀行印をなくした時の連絡はインターネットバンキングと電話とで手続き可能な時間が異っているので注意。詳しい情報は公式ホームページを確認しましょう。
銀行印紛失の連絡をしたら、手続き書類(照会状)を郵送してもらえます。照会状を受け取ったら、窓口へ行って銀行印の変更を行います。
銀行印変更時に必要となるのは通帳や証書、それから新調した銀行印と本人確認のための身分証、照会状です。ただし照会状については、顔写真付きの本人を確認する書類があれば不要です。
三井住友銀行で銀行印の変更手続きをする場合もなるべく顔写真がついた運転免許証やパスポートを持っていけるといいですね。
三井住友銀行での銀行印変更手続き(紛失)はこちら
通常の変更手続き(紛失以外)はこちら
代表的な金融機関での手続き方法まとめ
メガバンク以外の金融機関口座を保有している方も多いはず。こちらの項目では、その他代表的な金融機関での銀行印変更手続き方法をまとめています。
それぞれのリンクをクリックすると各金融機関での銀行印変更手続きページにジャンプするので、そちらでご確認ください。
なお、以下の金融機関についてはそもそも銀行印の届出がない、または銀行印制度が廃止されたので変更手続きは不要です。
- 楽天銀行
- ジャパンネット銀行
銀行窓口での手続きは時間に注意!
これまでの項目では、各金融機関で銀行印の変更をする際の方法をお伝えしました。ただし、銀行印を変更しに行く時には各支店の営業時間に注意する必要があります。
ほとんどの金融機関では窓口の営業時間が平日9:00〜15:00となっていて、銀行印の変更はこの時間帯に実施しなければなりません。
平日に忙しく働いている方はなかなか窓口に行きづらいかもしれませんが、特に銀行印紛失の場合は会社へ事情を話してでも変更しに行くようにしましょう。
ちなみに、一部の金融機関では営業時間が拡大されている場合もあります。例えば、りそな銀行は平日の9:00〜17:00が基本なので銀行印を変更する手続きを行いやすくなっています。
しかし、りそな銀行のように営業時間が拡大されているケースはそれほど多くないため、ご自分の利用している金融機関ではどうなのかを確認してみましょう。
代理人でもOK?本人以外による金融機関での手続きについて
基本的には平日の9:00〜15:00という限られた時間にしか対応してもらえない銀行印の変更。「なんとか都合をつけて窓口を訪れた方がいい」とお伝えしましたが、やはり仕事が忙しくてどうにも変更に行けない方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は、本人以外の代理人が銀行印変更を行えるのかどうか確認してみるのがおすすめ。代理人での銀行印変更ができるかどうかは金融機関によって対応が異なるため、ご自分の利用しているところへ直接問い合わせてみましょう。
銀行印を紛失した場合には、喪失連絡をする際に「代理人が銀行印変更を行えるかどうか」を聞いておくと二度手間になりません。
代理人OKの場合の変更方法
もし本人以外の代理人での変更手続きを認めてくれる場合、委任状が必要になります。委任状には金融機関ごとにテンプレートがある場合とない場合があるので、それも電話で確認してみましょう。代理手続きの場合は銀行印を変更する本人の身分証明書だけではなく、代理人の身分証明書や印鑑が求められる場合もあります。
代理人が銀行印に関する手続きをする際はかなりややこしくなるケースがほとんど。必要書類に不備があり、何度も金融機関へ足を運ばなくてはならないことも多いです。
代理人に面倒をかけてしまう可能性は高いので、できる限りは本人自身で手続きしましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回の記事で紹介したケースに当てはまれば、なるべく早く変更手続きをするのが吉です。どんなに探しても銀行印が出てこない時はもちろん、一部が欠けた時などにも変更が必要。さらに、実印と銀行印を兼用している方も、なるべく早く両者を別々の印鑑に変更するのがいいでしょう。
それぞれのメガバンクでは銀行印の変更手続きが少しずつ違っていましたね。例えば、三井住友銀行ならインターネットバンキングから銀行印をなくした際の連絡を行うことができました。
あなたがどの銀行を利用しているかによって手続きの方法は変わります。この記事が、銀行印変更手続きの助けになれたのなら幸いです。
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