そして、銀行印の書体には様々なものがありますが、男女別でおすすめの字体があることをご存知ですか?
そこで、今回は銀行印におすすめの書体を男女別に紹介します!
初めて銀行印を作る方でも安心して選べるように、男性・女性・子供という形で、おすすめの書体を特徴ごとにまとめてみたので参考にしてください。
目次
初めて作る方必見!銀行印作成において書体選びが重要な理由とは?
銀行印作りで悩みやすいのが書体選びです。数ある書体の中から適したものを選ぶのは難しく感じますよね。
だからといって、適当に銀行印を選ぶとセキュリティの観点からトラブルに巻き込まれるかもしれません。
そもそも、銀行印は主に口座を管理する大切な印鑑です。男女別に適したものを知っておけば、印鑑を偽造されたり、トラブルに巻き込まれる危険性が少なくなります。
銀行印の書体はセキュリティの観点からこだわるべき部分といえるでしょう!
【男女別】銀行印におすすめの書体を紹介
銀行印の書体で定番なのが「篆書体」や「印相体」です。この2つの書体の特徴は複雑で読みにくい点。銀行印を登録する際、はんこの印影を照合するため、書体が複雑なほどセキュリティが高くなります。
印鑑通販サイトで銀行印の作成ページを見ると、文字が末広がりになっていて風水的に縁起の良いものや、女性的で品のあるイメージのものなど、男女別におすすめの書体が掲載されています。
例えば、男性ならこれからビジネスに備えて、開運をもたらすものや縁起のいいものがぴったりです。
また、女性なら優美な書体が使われている銀行印がいいでしょう。 複製されにくい複雑な書体であれば、自分の好みのものを選んでも問題はありません。
以下の項目では、男性・女性それぞれにおすすめの書体をご紹介します。銀行印の書体選びでお悩みの方は、是非参考にしてください。
男性は品格のある字体がおすすめ
男性におすすめなのは、品格のある書体です。銀行印の中でも定番である「篆書体」や「印相体」は男性の銀行印に最適といえます。
また、銀行印はお金に関わるため、風水の観点からも運気の良いものを選びたいところです。それでは銀行印の書体の詳細をみていきましょう。
篆書体
篆書体は、歴史の長い書体のひとつで象形文字が由来です。銀行印以外にも紙幣やパスポートなどで利使われているため、身近な書体ともいえるでしょう。
特徴は四角に収まるようなユニークな字形。可読性が低く読み取りづらい字形なので、銀行印をはじめとするはんこに利用されています。
銀行印の中では定番なので、迷ったら篆書体を選ぶことをおすすめします。
印相体
篆書体を元にデザインされた印相体も定番です。印相体と篆書体の違いは、柔らかさと力強さです。
篆書体のシャープなイメージに反して、印相体は柔らかく力強い書体といえます。
別名として吉相体という呼び名がついており、風水的に開運をもたらす縁起の良さも人気の秘密です。 そのため、これからお金に関する運気を高めたい方にぴったりといえるでしょう。
古印体
古印体は、丸みの帯びた字形が特徴的な日本生まれの書体です。篆書体や印相体に比べると読みやすいため、実印よりも銀行印に使われる傾向があります。
読みやすさを重視した銀行印を作りたい場合は古印体を選びましょう。
女性は華やかで凛とした字体がおすすめ
女性の銀行印におすすめなのは、華やかさで凛としたイメージのあるものです。男性とは違って女性の場合、結婚後に名字が変わるため、名前で銀行印を作る方が増えています。
これから銀行印を作成する場合は、名前が読みやすくわかりやすいものを選んでください。
行書体
行書体は、銀行印以外にも定番の書体です。楷書体を崩したような文字が特徴的。一画ごとに続けて書くので滑らかな文字になります。主に、銀行印や認印として利用されているのでおすすめです。
隷書体
読みやすさが特徴的な隷書体は、篆書体に比べると直線的で可読性が高いです。
基本的に文字が横長なので女性らしい柔らかい雰囲気が出やすくなっています。 身近な例としてはお札にも使われているので安心して選べます。
篆書体
男性へのおすすめでも紹介した篆書体。一般的に銀行印として利用されるポピュラーなものなので、女性の銀行印としてもおすすめです。 少しでも銀行印選びに迷ったら篆書体を選びましょう!
番外編:子供は読みやすいフォントがおすすめ
最後に子供の銀行印にぴったりな書体を紹介します。男性や女性だけでなく、子供にも銀行印が必要な機会が訪れます。
ポピュラーなものを選ぶのもいいですが、読みやすくわかりやすいものを選んで、銀行印を渡しましょう!
古印体
日本生まれである古印体は子供に適した書体といえます。ほかの書体に比べると丸みを帯びていて可読性が高くおすすめです。 シンプルな字形なので子供の銀行印にぴったりといえるでしょう。
よくある質問
ここまで男女におすすめの書体を紹介しましたが、初めて銀行印を作る方にとっては書体に関する悩みは尽きないものです。
そこで、銀行印の書体にまつわる疑問をまとめてみました。
銀行印と実印のフォントは同じでも良いのか?
結論からいうと書体を変えた方がセキュリティ上、安全です。そもそも、銀行印と実印は同じ印鑑を使いまわしてはいけません。例えば、実印を何らかの事情で紛失した場合、使いまわしていると銀行印も変更する必要があります。また、同じ印影を登録した分だけ、流出するリスクも増えます。
書体の場合も同じで銀行印と実印を分けた方がいいでしょう。個人で利用する場合、印鑑の種類はそこまで多くないので、定番の書体を中心に使い分けるのがおすすめです。
特に、篆書体と印相体はどこの販売店でも取り扱っているので覚えておきましょう。
銀行印の書体のサンプルやプレビューはある?
印鑑を販売している販売店のWebサイトでは、提供している書体のサンプルが見られます。 自分が利用したい書体のサンプルを見て、仕上がりのイメージを把握しておきましょう。また、Webサイトによっては銀行印のプレビューが閲覧できますよ。プレビューでは、自分の名前で選択した書体のイメージが見られるので、サンプルに比べると仕上がりをイメージしやすいです。
こうしたサンプルやプレビューを参考にして銀行印を作りましょう。
知っておきたい!書体選びで気をつける点はどこ?
ここでは、銀行印の書体を選ぶ際の注意点を紹介します!まず文字の向きです。銀行印は縦書き、横書きのどちらの向きにも対応しています。一般的には縦書きですが、縁起を担ぐ意味合いや、ほかのはんこと区別するために横書きを選ぶ方も多いです。
ここで横書きの場合の注意点を知っておきましょう!それは文字の読み方です。
例えば、「井岡」という名字の場合、銀行印を押した時と、彫ってある銀行印の文字で「井岡」とも「岡井」とも読めます。
こうしたケースの場合は、混同しやすいので横書きではなく縦書きを使って判読しやすいようにしておきましょう。
また、銀行印はフルネームで作るかどうかも重要ですよね。書体を選ぶ際にも名字だけなのか?フルネームにするか?によって印象が変わります。
基本的に銀行印は名字、名前、フルネームどれでも登録可能です。他のはんことの兼ね合いも考えて、名字や名前が多いならフルネームを利用する手もありです。
ただし、フルネームの場合は若干はんこのサイズが大きくなるので、見積もりの際には価格に注意しておきましょう。
いますぐ印鑑を作成してみよう!
ここまで読めば銀行印の書体の選び方をマスターできたはず!これから銀行印を作成する方は、男女別のおすすめを参考に選んでみてくださいね。書体選びは、セキュリティの観点から重要な要素になります。本記事を参考に自分に合った書体を選び、銀行印を作成しましょう!
銀行印の詳しい作成方法は以下のページで詳しく解説しています。
銀行印の詳しい作成方法はこちら