実印を使う機会なんて、ほとんどありませんから大抵の方が方法なんてよくわからないですよね。
それもそのはず。実印の注文といっても方法は様々です。 ネットの印鑑ショップで注文もできますし、街のハンコ屋さんに出向いて注文する方法もあります。
しかし、実印を注文するには「材質(素材)」や「印影の大きさ」、フルネームで彫るのか、姓だけで彫るのかなどを決めなければなりません。
そうなってしまうと、実印を作成するには何を基準に決めればいいのか、ますますわからなくなってしまいますよね?
そこで、このページでは、実印を注文する際におさえておくべき4つのポイントについて、解説していきます!
このページを読んで頂くだけで、実印の注文についての概要を知ることができます! これから実印を注文予定の方は、注文後に後悔をしないためにもしっかりと把握しておきましょう。
この記事を書いた人
印鑑は、人生に何度も購入することはありません。言うなれば、一生に一度の買い物と行っても過言ではないほど重要な買い物。そのため”長い目”で見た時どれを選んだらよいのか、この視点を大切に、優良な情報をみなさまにお届けいたします。年間2.5万本の印鑑作成に貢献。
【目次】~実印を注文する際に重要な4つのポイント~
そもそも実印ってなに?
実印の注文について知る前に、まずは「実印」とはなんなのかを確認しておきましょう。
実印とは
実印とは、あなたが住民票をおいている市区町村役場で「印鑑登録」をした印鑑を指します。 つまり、100円ショップなどで売っている、「認め印」や「シャチハタ」に分類される大量生産された印鑑は、実印ではありません。また、印鑑ショップやハンコ屋さんで「実印」として、注文をしたとしても、それは法的には実印にはならないのでご注意を。
実印とは、第三者の公的機関である市区町村役場に印鑑登録をして、印鑑登録証明書を発行することではじめて法的に「実印」として認められると覚えておきましょう!
その他印鑑との違い
上記でご説明したように、実印とは法的に認められた印鑑を指します。 「認め印」や「シャチハタ」などとの大きな違いは、「法的に認められているか」です。 例えば、以下のような場面では、実印以外の使用が不可です。- ローン契約
- 遺産の相続
- 不動産売買関連
- 官公庁での諸手続き
このように、重要な契約などをする場面では、必ずと言っていいほど、実印が必須となります。 これには、なりますましによる契約を防ぐ目的も含まれています。
よって、実印を注文する場合には、信頼に足るお店で注文をすることが重要です!適当なお店で注文をして偽造されてしまっては大変なことになります。 また、実印は注文時に書体や大きさを選ぶことから、偽造が難しいという利点もあります。
それに加えて多くの印鑑ショップでは、職人が手彫りで仕上げる注文方法がありますので、あなただけの実印を注文可能! これにより、実印の偽造はほぼ防げると言っても過言ではないでしょう。
実印が必要な場面が訪れた際には、必ず印鑑ショップかハンコ屋さんできちんと注文するようにしましょう! その際に手彫り注文を選択するのがベストです!
実印の注文方法
これら2つの実印の注文方法について、それぞれどんな特徴があるのかを見ていきましょう。
ハンコ屋さんで注文する
メリット
ハンコ屋さんで注文する最大のメリットは、実印をはじめとする印鑑に関わるプロに対面で相談できる点でしょう。「実印のことはよくわからないけど、注文する必要がある!」という方は、お近くのハンコ屋さんに行き、どういう用途で実印が必要なのかを相談するだけで、店員の方があなたにあった実印の注文可能です。
これだけで実印を注文する際の時間と労力をだいぶ節約できますので、いろいろと考えるのは面倒という方にはおすすめ。
また、実印を注文する際に選ぶ材質を、実際に手にとって感触を確かめられるのは良いですよね。 ネットショップでは感触まで確かめるのはどうしても難しいもの。
デメリット
一見、手っ取り早く実印を注文できそうなハンコ屋さんですが、もちろんデメリットもあります。 それは、ネットの印鑑ショップと比べると、どうしてもお値段が高くなりがちです。これは実印を注文するのに限ったことではありませんが、実店舗を構えて営業するということは、それだけで店舗の家賃や人件費などの経費がかさみます。
その金額が実印を注文する際の料金に上乗せされてしまうのは避けられない点。 できる限り、安く済ませたいという方はネットの印鑑ショップで注文することをおすすめします。
ネットの印鑑ショップで注文する
メリット
ネットの印鑑ショップで実印を注文するメリットは、なんと言っても気軽にPCやスマホから注文できる点でしょう。街のハンコ屋さんといっても、コンビニのようにどこにでもあり、24時間営業している訳ではありません。 もしも、あなたが忙しい場合にもネットショップであれば、あなたの好きなタイミングで注文できますね。
さらに、街のハンコ屋さんと比べると、実印注文時の料金相場ははるかにお安くなります! 「実印を注文したいけど、高いのは嫌だ!」という方にはネットの印鑑ショップがおすすめですよ。
また、ネットの印鑑ショップであれば、様々な材質や書体を比較することも容易ですし、多くのサイトには実際の印影をプレビューできる機能が備わっています。
これにより、実印を注文して実際に押印してみたら「イメージと違った…」なんて失敗を防ぐことができます!
デメリット
実印をネットの印鑑ショップで注文する際のデメリットとしては、街のハンコ屋さんのメリットとして挙げた「実際に手にとって確かめる」ことができない点でしょうか。しかし、これは実印を注文する際のデメリットというよりも、オンラインショッピングをする場合全てにあてはまりますので、そこまでのデメリットとは言えないでしょう。
街のハンコ屋さんとネットの印鑑ショップの比較
上記でご説明した実印を注文する際のそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。項目/注文方法 | 街のハンコ屋さん | ネットの印鑑ショップ |
---|---|---|
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
以上のことから、「いろいろ店員に相談をして実印を注文したい」という方は街のハンコ屋さん、「様々な材質や書体を比較して安く実印を注文したい」という方はネットの印鑑ショップがおすすめです!
料金の相場は?
実印の注文料金は、使用されている材質(素材)によって大きく異なります。以下に材質別の一般的な料金相場をまとめました。
男性用実印を注文する際の料金相場
実印の注文料金は印鑑のサイズによっても変わってきます。 ここでは、もっとも一般的なサイズである16.5mmでの相場を見ていきましょう。- 象牙…約23,000円前後
- チタン…約17,000円前後
- 楓…約6,000円前後
- 彩樺…約7,000円前後
- 黒水牛…約7,000円前後
- 琥珀…約13,000円前後
- 薩摩本柘…約5,000円前後
上記素材での実印の注文相場は約11,000円となっています。
女性用実印を注文する際の料金相場
女性用の実印は、男性用実印よりも若干小さめの13.5~15mmと言われています。下記では15mmでの相場を記載します。- 象牙…約20,000円前後
- チタン…約15,000円前後
- 楓…約4,500円前後
- 彩樺…約6,000円前後
- 黒水牛…約6,000円前後
- 琥珀…約13,000円前後
- 薩摩本柘…約5,000円前後
女性用実印の注文相場は約10,000円と、男性実印を注文するよりも、約1,000円ほどお求めやすくなっています。
実印を注文する際の料金相場について、さらに詳しく知りたい方は、以下のページでネットの印鑑ショップ別・素材別で徹底比較を行っていますので、ご覧ください!
>>実印の価格相場一覧表はこちら
注文してからどれくらいの期間でできるの?
ご想像の通り、機械彫りの実印を注文したほうが、早くでき上がります。 しかし、せっかく実印を作成するのであれば、ぜひとも手彫りでの注文をおすすめします。
前述したように手彫りであれば、偽造されて悪用されるリスクも低いですし、何よりも世界に1つだけの、あなた専用の実印ができ上がります。 素材や書体を選び、職人の手で彫られた実印には愛着もわくはず!
ただし、手彫りの実印の注文から完成までの期間は、一般的に約2週間前後はかかると言われています。 実印を注文する場合には早めの行動を心がけることが重要です。
とは言え、どうしても急に実印の注文が必要になることもありますよね? そういった場合には、当サイトでもおすすめしている「はんこプレミアム」や「ハンコヤドットコム」の即日発送サービスを利用しましょう!
ネット通販を利用したことがある方なら、即日発送の意味はおわかりかと思いますが、これらのサイトで注文をすると、最短で翌日には実印が届きます!
「はんこプレミアム」や「ハンコヤドットコム」については、以下のページで詳しくご紹介しておりますので、ご参考ください。
>>はんこプレミアムの詳細はこちら
>>ハンコヤドットコムの詳細はこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか? 実印の注文方法は大きく分けて2つ。街のハンコ屋さんと、ネットの印鑑ショップです。それぞれのメリット・デメリットを把握した上で、あなたにあった実印を注文してみてくださいね。 実印の作成方法については、以下のページで詳しく解説しております。
これを機に実印をネットの印鑑ショップで注文して見ようとお考えの方はぜひともお読みください!
>>実印の詳しい作成方法はこちら