印鑑の正しい捨て方は？安全な4つの処分方法を解説

最終更新日：2024年9月4日

「印鑑って、なんか捨てづらい」
「はんこは正しい捨て方をしないと悪用される危険性もあるみたい・・」

このようにお考えの方に向けて、こちらのページでは、印鑑の正しい印鑑の捨て方を解説します！悪用されない捨て方を学んで、適切に処分しましょう。

実印を処分しようとしている方は、特に注意が必要です。捨てる前に行う手続きがあるので、処分方法とあわせて当ページで確認して下さいね！

執筆者

樽見章寛

印鑑は、人生に何度も購入することはありません。言うなれば、一生に一度の買い物と行っても過言ではないほど重要な買い物。そのため”長い目”で見た時どれを選んだらよいのか、この視点を大切に、優良な情報をみなさまにお届けいたします。年間1万本以上の印鑑作成に貢献。

1 印鑑の正しい捨て方は？
2 実印を処分するにあたって事前に行うべき手続き
- 2.1 印鑑登録の廃止申請

印鑑の正しい捨て方は？

早速ですが、印鑑の正しい捨て方を解説していきます。印鑑の一般的な捨て方には、以下の4つのパターンがあります。基本的にこの中であれば、ご自身のお気に召す捨て方で構いません。

自分で印面を削る
印鑑屋さんに処分を依頼
神社で供養
彫り直してもらう

上記を順番に解説します！

自分で印面を削ってから捨てるのが手軽な捨て方

自分でできる最も手軽な捨て方が、カッターなどで印面を数か所削って捨てる方法になります。印面がキレイに残ったままですと、悪用される危険性があります。勝手に契約に使用されるといった悪用を防ぐためにも、印面がキレイに残らないように削りましょう。

また、強力接着剤を印面につけて、乾かしてから捨てる方法もあります。お好みで問題ありませんが、印面を削って捨てる方法をおすすめします！

捨て方で迷ったら印鑑屋さんに処分を依頼

「自分で捨てるのは少し不安だな・・・」という方は、印鑑屋さんに供養をお願いしましょう。今までお世話になった印鑑に感謝の気持ちを込めて、はんこ屋さんに供養してもらうのもいいかもしれませんね！

印鑑の処分は無料で行っているはんこ屋さんも多いので、お財布にも優しいですね！（印鑑を郵送する場合は、送料がかかることもあります）

神社で供養してもらう

実は、印鑑は神社で供養してもらうこともできます。神社も無料で印鑑の供養をしてくれるところが多いです。

自分のエネルギーが宿るとされている印鑑。感謝の気持ちとして、神社で供養するのもいいかもしれませんね！

彫り直してもらうのもおすすめ

「高い印鑑素材で作ったから捨てるのがもったいないな」と感じている方もいるかもしれません。そんな方におすすめなのがこちらの方法！印鑑は、本体にヒビなどが入っていなければ、彫り直してもらい、再利用することができるのです。

「結婚して姓が変わったから実印を変更したい」という方には特におすすめです。新しく印鑑を購入するよりも安く済みますし、大切な印鑑を処分せずに済みます！ぜひこちらの方法を検討してみて下さい。

印鑑の彫り直しについては、下記のページで詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてください。

印鑑の彫り直しに関する情報はこちら

以上、印鑑の一般的な捨て方に関して説明しました！印鑑の捨て方は上記で問題ないのですが、実印を捨てようとしている方は注意が必要です。

というのも、実印だけは捨てる前に事前にやるべきことがあるからです。そこで、次に実印を処分する前にやるべき手続きに関して解説します。