シャチハタのインクを補充する!種類に応じた詰替え方法

シャチハタのインクを補充する!種類に応じた詰替え方法
  • 最終更新日:2024年11月17日
シャチハタのインクを補充する!種類に応じた詰替え方法
最近シャチハタのインキが薄くなってきていませんか?そのようにインクが薄くなってしまう原因としては、シャチハタに内蔵されたインキがなくなってしまったことが考えられます。

「インクがなくなっているんだったら、新しく買い換えなきゃ…」と考えている方もいらっしゃるでしょう。

でも、ちょっと待ってください。そのシャチハタ、インクを補充・交換することで使い続けることができますよ!

しかも、シャチハタインクの価格は新しく購入する印鑑と比べて非常に安く、補充することでお得に使えます。

当記事では、シャチハタのインキの補充方法や、補充インキのおすすめの購入場所についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

まずは、お使いのシャチハタの
インクの種類をチェック!

執筆者
樽見 章寛

樽見 章寛

印鑑は、人生に何度も購入することはありません。言うなれば、一生に一度の買い物と行っても過言ではないほど重要な買い物。そのため”長い目”で見た時どれを選んだらよいのか、この視点を大切に、優良な情報をみなさまにお届けいたします。年間1万本以上の印鑑作成に貢献。



シャチハタはインクを補充して長く使おう

シャチハタはインクを補充して使う

シャチハタインク充填式の浸透印です。印面が特殊なゴムでできていて、内蔵のインキが染みて捺印することができます。つまり、インキを使い切ったら印影を残すことができなくなってしまいます。

しかし、ご安心を。シャチハタはインクを交換、補充することで使い続けることが可能です。

シヤチハタ株式会社の調査によると、一つのシャチハタインキ約3,000~5,000回捺印することが可能との結果が出ています。

さらに、繰り返しインキの交換をした場合、合計で約100,000回の捺印が可能であるとのこと。

そのため、シャチハタで印影が残せなくなった時は、本体ごと買い換えるのではなく、インキを補充することを先に考えていただければと思います。

しかし、いくら補充できると言っても印面がダメになっていたら、どうしようもありません。 シャチハタを使っていて、印影が薄いなと感じたら確認すべきポイントが2つあります。

それでは、補充する前に確認すべき2つのポイントについてみていきましょう。

印影が薄いなと感じた時に確認するポイント

陰影が薄い時に確認するポイント

シャチハタのインクが薄いと感じた時に考えられる原因は以下の2つです。

  • シャチハタの印面が汚れている
  • シャチハタのインキが少なくなっている

では、シャチハタの印面が汚れているのか、シャチハタのインキが少なくなっているのかをどのように判断すれば良いのでしょうか?

それぞれの確認方法について見ていきましょう。

シャチハタの印面が汚れている

印面が汚れている

シャチハタ内に十分にインキが残っていても、印面が汚れているときれいに印影が残せないことや、紙に押したインクの移りが薄いということが起こり得ます。

そんなときに印面をクリーニングする簡単な方法をご存知でしょうか?

実は、シャチハタの印面の汚れを取る方法はセロハンテープの粘着面に印面を軽くトントンするだけ。 非常にお手軽ではないでしょうか?ポイントはセロハンテープを使用するという点。

シャチハタの印面はインクを浸透する特殊なゴムでできています。そのため、ガムテープなどの粘着力の強いテープを使用すると印面が壊れてしまう恐れがあります。

したがって、セロハンテープほどの適度な粘着力のテープを使用すると印面を傷めずに汚れだけを取ることができます。

また、印面を強く押し付けても印面が壊れる可能性がありますので、十分に気をつけて優しく扱いましょう。

シャチハタのインクが少なくなっている

シャチハタのインクが少ない

インクが薄くなってしまう原因として、インクがなくなってしまった可能性が考えられます。

シャチハタは朱肉を使わなくてもいい代わりに、シャチハタ本体にインクを内蔵したインク充填式の浸透印。 そのため、インクを使い果たしてしまうと捺印しても印影を残すことができません。

ここまでをまとめると、「印影が薄い」と感じた場合、まずは印面の汚れを落とす方法から試してみるのがおすすめです。

印面の汚れを落としてもインクが薄い場合、インキが少なくなっている場合がほとんどですので、シャチハタ用の新しいインキカートリッジと交換する必要があります。

インキカートリッジ交換タイプではない場合、印面からインキを補充して使用するタイプの場合があるので、こちらは把握しておくことをおすすめします。

以下の表で、あなたが使用しているシャチハタのインク補充方法をチェックしておきましょう。下記をクリックすると、該当箇所に移動します。


ネーム印

シャチハタ(商品名) 顔料系or染料系 インクの種類 インクの色
・ネーム9 顔料系インク カートリッジタイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・キャップレス9
・キャップレス9 リール式
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・ネーム9 Vivo 顔料系インク カートリッジタイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・ネーム6
・簿記スタンパー
・ブラック8
顔料系インク カートリッジタイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・ネーム6 キャプレ 顔料系インク カートリッジタイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・プチネーム
・プチらっかん
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・スタンディングネーム
・ジャポン
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・ペアネーム
・ネームエルツイン
顔料系インク カートリッジタイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・ネームエル 顔料系インク カートリッジタイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・ブラック11 顔料系 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・キャップレスネーム
・キャップレス丸型
・キャップレス角型
顔料系 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫

Xスタンパー

シャチハタ(商品名) 顔料系or染料系 インクの種類 インクの色
・丸型印 6号
・丸型印 9号
・丸型印 12号
・丸型印 16号
・ビジネス用 E型
・ビジネス用 G型
・データー差替印 12号
・データー差替印 16号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・ブラック16 顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・丸型印 20号
・丸型印 25号
・丸型印 30号
・丸型印 35号
・丸型印 40号
・丸型印 45号
・丸型印 50号
・角型印 2020号
・角型印 2030号
・角型印 2525号
・角型印 4040号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・科目印
・氏名印
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・一行印 0560号
・一行印 0860号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・速達用 顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・コード番号用科目印 顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・シール用I型
・シール用Ⅱ型
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・マルチスタンパー 顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・ポケット用 1351号
・ポケット用 1662号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・ビジネス用 A型
・ビジネス用 B型
・角型印 0942号
・角型印 1018号
・角型印 1551号
・角型印 1850号
・角型印 2060号
・角型印 2580号
・角型印 2651号
・角型印 3080号
・角型印 3863号
・角型印 4050号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・角型印 1662号
・角型印 1885号
・角型印 2471号
・角型印 40100号
・角型印 5075号
・角型印 65100号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・特角30号
・特角50号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・特丸80号
・特角80号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・角型印 光沢紙用 1662号
・角型印 光沢紙用 2471号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色

タートスタンパー

シャチハタ(商品名) 顔料系or染料系 インクの種類 インクの色
・タートスタンパー 角型1342号 タートスタンパー専用多目的インク 補充タイプ インク品番による
・タートスタンパー 丸型6号
・タートスタンパー 丸型11号
タートスタンパー専用多目的インク 補充タイプ インク品番による
・タートスタンパー 丸型16号
・タートスタンパー 丸型20号
・タートスタンパー 丸型16号 日付差替印
・タートスタンパー 丸型20号 日付差替印
タートスタンパー専用多目的インク 補充タイプ インク品番による
・タートスタンパー 丸型30号
・タートスタンパー 丸型30号 日付差替印
タートスタンパー専用多目的インク 補充タイプ インク品番による

データネーム

シャチハタ(商品名) 顔料系or染料系 インクの種類 インクの色
・データーネームEX キャップ式 12号
・データーネームEX キャップ式 15号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・データーネームEX スタンド式 12号
・データーネームEX スタンド式 15号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・データーネーム 光沢紙用 12号
・データーネーム 光沢紙用 15号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色
・データーネーム キャップ式 12号
・データーネーム キャップ式 15号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・データーネーム キャップ式 18号
・データーネーム キャップ式 21号
・データーネーム キャップ式 24号
・データーネーム キャップ式 27号
・データーネーム キャップ式 30号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・データーネーム スタンド式 12号
・データーネーム スタンド式 15号
・データーネーム スタンド式 18号
・データーネーム スタンド式 21号
・データーネーム スタンド式 24号
・データーネーム スタンド式 27号
・データーネーム スタンド式 30号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・データーネーム 光沢紙用 24号
・データーネーム 光沢紙用 30号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色
・データーネーム スタンド式 3555号 顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・データーネーム グリップ式 13号
・データーネーム グリップ式 16号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・データーネーム グリップ式 19号
・データーネーム グリップ式 21号
・データーネーム グリップ式 25号
・データーネーム グリップ式 30号
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・ロータリータイム 顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・回転印 欧文日付
・回転印 欧文6連
顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色
・回転日付印 欧文日付 顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色

ネームペン

シャチハタ(商品名) 顔料系or染料系 インクの種類 インクの色
・ネームペン用ネーム
・オピニネームペン
顔料系インク カートリッジタイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫
・ネームペンQ 顔料系インク 補充タイプ 黒、赤、藍色、緑、朱色、紫

シャチハタはインクを補充して使う

実際にインクを購入される際は、お使いのシャチハタのインキが顔料系インクなのか、染料系インクなのかしっかり確認しましょう。

確認ができたら、後はシャチハタのインキを交換するだけ。続いては、具体的な交換方法をご紹介いたします。

シャチハタインクの購入はこちらから

商品ごとの具体的なインキ補充方法について

インキの補充方法について

それぞれ適切なインクを使用しなければならないことはわかりましたが、実際にはどのようにしてシャチハタのインキを補充、交換すればいいのでしょうか?

ここではシャチハタインキの補充、交換方法を代表的なシャチハタを例にご紹介します。

ネーム印

一般的にシャチハタといって思いつく印鑑の代表「ネーム印」のインクの補充、交換方法をご紹介します。

ネーム9

ネーム9

印面を下にして12時間放置した後、捺印した印影が極端に薄いときがインクを交換する目安となります。

補充用のインクはネーム9の専用補充インク(カートリッジタイプ)を使用しましょう。

シャチハタインクの補充・交換方法


  1. シャチハタの印面側とホルダーを分ける
  2. 印影が薄いインクカートリッジを新しいインクカートリッジと取り替える
  3. ホルダーをしっかりとはめる
  4. 印面を下にした状態で約12時間ほど放置する
  5. 使用する前にきれいな紙で試し押しをする

キャップレス9

キャップレス9

こちらもネーム9と同様、印面を下にした状態で12時間放置して捺印しても、印影が極端に薄い場合インクを補充しましょう。

補充用のインクはXスタンパー全般に使用される顔料系インクを使用します。

シャチハタインクの補充・交換方法


  1. シャチハタのシャッター部分を引き抜き、シャチハタ本体側から取り外す
  2. 印面が上になるようにシャチハタを固定する
  3. 補充用インクのノズルをシャチハタの印面に接地させた状態で一滴補充する
  4. 印面を上にした状態でシャチハタを3時間ほど静かに保つ
  5. 使用する前にきれいな紙で試し押しをする

以上のように、カートリッジタイプのシャチハタと補充タイプのシャチハタでインクの補充・交換方法が異なります。それぞれ上記を参考にして、インクを補充しましょう。

インクを補充、交換することで長く使用することのできるシャチハタ。 では、これらのインクは一体どれくらいの値段で購入することができるのでしょうか?

続いては、シャチハタインクの気になるお値段についてご説明いたします。

100均で売っているインクを補充しても大丈夫?

100円均一のインクを補充しても大丈夫

シャチハタがインクを補充、交換すれば約100,000回も捺印できることをご紹介しました。

しかし、補充・交換するインクがものすごく高かったら本体ごと新しく買い替えた方が良いような気がしてきますよね。

そこで、一体どれくらいの値段でインクを購入することができるのか、複数の通販サイトを調査しました。

すると、最もシャチハタ用のインクの取扱数が多かったのが、ハンコヤドットコムのシヤチハタ館

シヤチハタ館では、メーカー希望小売価格と同じ値段で、正規品の補充インキを購入できます。

一つで約3,000回~5,000回捺印できるインクカートリッジが2つ入り300円(税込)で購入することができるので非常にお得。

100均のインクも確かに安くてお得ですが、インク詰まりや捺印回数がやや少なめなのがネックとなっています。

シヤチハタ製の純正インクは、インク詰まりなどの可能性も低い上に捺印回数も多く、値段もそう高くはありません。最終的にはこちらを選んだ方が、賢い買い物といえるのではないでしょうか。

インクの補充、交換で繰り返し使用することができ、とても便利なシャチハタですが、実印としては使用できません。

しかし、朱肉やスタンプ台なしで捺印できるなど、利便性に優れた印鑑であるシャチハタ。

社内書類であればシャチハタでも認められるパターンもあるため、使用範囲や特徴を知っておくことで、書類作成時などにおける捺印の手間がぐっと省けますよ。

シヤチハタ製純正インク購入方法


  1. 下記「ハンコヤドットコムシヤチハタ館はこちら」をクリック
  2. 左側にある青いタブの「補充インキ・スタンプ台」から「補充インキ」をクリック
  3. 用途に応じて、補充インキを購入

\シャチハタ関連の品揃えが豊富/

ハンコヤドットコムの公式サイトへ