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クラウドイメージ

電子契約サービスを検討中の企業様、個人事業主様。かんたん電子契約forクラウドのサービス詳細をお調べですか? この記事では、かんたん電子契約forクラウドのサービス詳細や特徴など、検討時に読んでおきたい情報をまとめています。

記事内では、かんたん電子契約forクラウドがどんな企業におすすめなのか解説しているほか、他社の電子契約サービスとの違いにも触れています。

かんたん電子契約forクラウドに興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人
樽見 章寛
樽見 章寛(たるみ あきひろ) 実印.net 編集部
DX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されている昨今、電子契約の導入を検討されている企業も多いのではないでしょうか?電子契約サービス29社を徹底比較した筆者が、みなさまの円滑な電子契約導入をサポートいたします。弁護士による記事のリーガルチェックも経験済み。




かんたん電子契約forクラウドとは

かんたん電子契約forクラウド

かんたん電子契約forクラウドとは、セイコーソリューションズ株式会社が提供する電子契約サービスです。

時計で有名なSEIKOグループの一角を担うセイコーソリューションズは、かんたん電子契約forクラウド以外にも、主に法人に向けた様々なITソリューションを展開しています。

セイコーソリューションズは、国内で全6社(2019年11月現在)しかない「時刻認証業務認定事業者(TSA)」の1つ。 時刻認証業務認定事業者(TSA)は、電子契約と非常に深い関連性を持つ「タイムスタンプ」の認定業務を行う事業者です。

こういった背景があるため、かんたん電子契約forクラウドは、業界大手のクラウドサインや電子印鑑GMOサインにも負けず劣らずの信頼感がある電子契約サービスとなっています。


従来のパッケージ型製品をクラウド化

かんたん電子契約forクラウドは、2020年6月から無料トライアル、および有料版の提供が開始された新しいサービスです。

しかし、実はセイコーソリューションズでは以前よりパッケージ型の電子契約サービスとして「かんたん電子契約」を提供していました。 かんたん電子契約forクラウドは、このパッケージ型ソフトウェアをクラウド化したサービスです。

近年、ビジネス向けのソフトウェアはパッケージ型からクラウド型への転換期を迎えています。 かんたん電子契約forクラウドは、その流れに合わせて販売が開始された製品なのです。



かんたん電子契約forクラウドの機能

パソコンを操作するビジネスマン

こちらでは、かんたん電子契約forクラウドに搭載されている機能の例をいくつか紹介します。


メール認証による電子契約の締結

かんたん電子契約forクラウドでは、メール認証により電子契約を締結することが可能です。 メール認証とは、任意のメールアドレスへ契約画面へのURLを送付し、電子化された契約の締結作業を行う本人認証のことです。

契約締結はメールアドレス記載のURLからのみ行えるため、契約が本人により行われたことをかんたん電子契約forクラウドが証明してくれます。

かんたん電子契約forクラウドを使った電子契約書の作り方は次の通りです。

  1. 管理画面から契約書(PDF)をアップロード
  2. 送付先を指定し、契約締結用のURLをメールで送信
  3. 契約相手が受信したメールのURLから契約画面へアクセス
  4. 流れに沿って操作し、契約締結完了

かんたん電子契約forクラウドで締結した契約書には標準でタイムスタンプが付与されます。 かんたん電子契約forクラウドを使って契約を結べば、その時刻にその文書が間違いなく存在することを、法的に証明することが可能です。

なお、電子契約の一般的なメリットとして、印刷コストや印紙税の削減が可能です。 電子契約書には印紙税がかからないため、たくさんの契約を結ぶ企業ほど、電子契約システムを導入するメリットは大きくなります。


締結済み契約書をクラウド上で保管

かんたん電子契約forクラウドでは、締結済みの契約書をクラウド上で保管することが可能です。 かんたん電子契約forクラウドのクラウド上の契約書類が原本という扱いになるため、紙に印刷して倉庫に保管する必要もありません。


かんたん電子契約forクラウドには、登録済みの契約書(未締結のものを含む)を、クラウド上で検索する機能が備わっています。 取引先や契約書の名称で検索できるほか、契約状況での検索も可能です。


電子契約の進捗状況確認

かんたん電子契約forクラウドには、電子契約の進捗状況を確認する機能が備わっています。 次に行うべき業務が明確になるため、契約担当者がメインの業務により集中しやすくなるでしょう。


同一グループで契約書を共有

かんたん電子契約forクラウドに登録した同一グループ内では、管理者のアカウントを追加・変更して契約書を共有可能です。 具体的には、契約状況の確認やファイルの閲覧などができます。



サービスの特徴

指を立てる男性

かんたん電子契約forクラウドには、他社の電子契約サービスと異なる特徴があります。 こちらでは、かんたん電子契約forクラウドの特徴を確認してみましょう。


大企業向けのシステム構築を想定

かんたん電子契約forクラウドの特徴として、大企業のITシステム構築に役立てやすい点が挙げられます。

かんたん電子契約forクラウドを提供するセイコーソリューションズは、次のように様々なITサービスや製品を展開しています。

  • 外食産業向けオーダリングシステム
  • リモート監視サービス
  • 金融系ソフトウェア

かんたん電子契約forクラウドの公式ホームページでは、次のように企業や業種ごとに合わせた最適なソリューションが提案されています。

  • 金融業界向け電子契約ソリューション
  • かんたん雇用契約ソリューション
  • 医療情報ソリューション

こういった点を踏まえると、セイコーソリューションズは、かんたん電子契約forクラウドを含む複数のITサービスを組み合わせた、大企業向けのシステム構築を想定していることがわかります。


電子契約に必要最低限の機能だけを搭載

かんたん電子契約forクラウドの特徴として、電子契約をする上で必要最低限の機能だけを搭載している点が挙げられます。 「契約締結」や「タイムスタンプ」、「契約書の保管・検索」など、非常にシンプルでベーシックな機能だけが搭載されています。

だからこそ、かんたん電子契約forクラウド「スタンダード版」のプライシングは、月額基本料金11,000円(税込)+送信料110円(税込)/1件とリーズナブルになっています。 有料プランが1種類しかないので、プラン選びに迷う心配もありません。

しかし、ここで1点チェックしたいポイントがあります。 それは、電子印鑑GMOサイン(他社の電子契約サービス)の「契約印&実印プラン」は月額料金9,680円(税込)で利用でき、かつかんたん電子契約forクラウドよりも高度な機能が利用できる点です。

具体的には、電子印鑑GMOサインには「操作ログ管理」や「権限管理」など、企業の内部統制を強化するための機能も多く搭載されています。

権限管理の機能がないと、「アカウントにログインできる社員なら誰でも勝手に契約ができてしまう」という問題が出てきますが、電子印鑑GMOサインならそういった心配もありません。

かんたん電子契約forクラウドを検討するのであれば、ぜひこういったポイントは覚えておきたいところです。



かんたん電子契約forクラウドのメリット・デメリット

ミーティング

これまでに紹介した内容を踏まえて、かんたん電子契約forクラウドのメリット・デメリットを簡単にまとめましたので、サービス検討時の参考にしてください。


メリット

かんたん電子契約forクラウドのメリットは、セイコーソリューションズの他のサービスと組み合わせて自社のシステム構築を実施しやすい点です。 一般的な電子契約サービスよりも、自社や業種に合わせて大規模なITシステム構築を行いたい、大企業に最適です。


デメリット

かんたん電子契約forクラウドのデメリットは、サービス単体での機能が充実していない点です。 一般的な電子契約サービスとしては他社に劣るので、電子契約だけを導入したい中小企業や個人事業主には不向きです。



長期署名クラウドサービス「eviDaemon」とは

文書の保管倉庫

かんたん電子契約forクラウドに関連するサービスとして、「eviDaemon」があります。 eviDaemonとは、指定のフォルダへ文書を格納するだけで、自動的に電子署名とタイムスタンプを付与してくれるシステムです。

eviDaemonは、BtoC取引で毎月たくさん数の契約を結ぶ企業や、医療・著作権などの知的財産を管理するために、自社保管の文書へ電子署名やタイムスタンプを付与したい企業に最適。

こういった企業なら、かんたん電子契約forクラウドよりもeviDaemonを検討する方がいいでしょう。

※文書の正当性を示すための「電子署名」に関する基礎知識は、次の記事でご確認ください。

» 電子署名の仕組みや活用事例、導入方法など総合的に解説


かんたん電子契約forクラウドとの違い

かんたん電子契約forクラウドとeviDaemonの違いをごく簡単に解説すると、次の通りです。

  • かんたん電子契約forクラウド⇒BtoB契約に役立つシステム
  • eviDaemon⇒BtoC契約や、文書保管に役立つシステム

実際にはかんたん電子契約forクラウドとeviDaemonで重複する領域もありますが、両者の違いをごく簡単に理解するためには、上記のように捉えておくといいでしょう。


かんたん電子契約forクラウドとは別で料金が必要

eviDaemonを導入する際は、かんたん電子契約forクラウドなどの定額クラウドサービスのように簡単に利用開始できるわけではなく、セイコーソリューションズへシステム開発を依頼する形となります。

「かんたん電子契約forクラウドのオプション」という扱いではなく、別で料金が必要となるので注意しましょう。

eviDaemonの料金は、セイコーソリューションズやかんたん電子契約forクラウドの公式サイトでは料金は公表されていません。 しかしセイコーグループの関連会社である「セイコーインスツル株式会社」によると、eviDaemonの料金は次のように記載されています。

  • 初期費用:110万円(税込)
  • 年額:55万円(税込)
  • 文書数の上限:1日1,800文書まで

ある程度の初期費用がかかりますが、年額55万円を月額換算すると約4万5,000円。 この価格で電子署名・タイムスタンプを1日1,800文書までと実質使い放題なのは、非常にリーズナブルな価格設定です。

ただしセイコーインスツル株式会社の料金記載ページは2011年のものであり、情報が古くなっている恐れもあります。 かんたん電子契約forクラウドではなくeviDaemonを検討したい企業様は、セイコーソリューションズへの問い合わせをおすすめします。



まとめ:大企業のIT投資におすすめのサービス

この記事では、かんたん電子契約forクラウドのサービス詳細や料金プラン、他社と比較した特徴などを解説しました。 かんたん電子契約forクラウドの特徴をごく簡単にまとめると、次の通りです。

  • かんたん電子契約forクラウドは大企業がITシステム構築を行う際に検討したいサービス
  • 一般的な電子契約サービスとしては機能が少なく、中小企業には不向き
  • 大量の文書に電子署名やタイムスタンプを付与するなら、eviDaemonも検討

かんたん電子契約forクラウドは、他社の電子契約サービスと比べると機能が少なく、大企業のITシステム構築には役立つことでしょう。 しかし、かんたん電子契約forクラウドは中小企業や個人事業主が電子契約を導入するには不向きかもしれません。

電子契約のみを導入したい中小企業や個人事業主の方は、次の記事でニーズ別におすすめのサービスを紹介しているので、ぜひそちらで自社に最適なサービスを探してみてください。

» 【ニーズ別比較】電子契約サービスランキング