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契約書レビューサービス「ローグ」の特徴を徹底解説

LAWGUEってどんなサービス?機能や特徴は?」とお調べではありませんか。 この記事では、AIの支援により契約書レビュー業務を効率化できるLAWGUEの機能や料金、特徴などを総合的にまとめています。

最後までお読みいただければ、LAWGUEには他社と比べてどのような特徴や違いがあるのか、サービスが自社に適しているのかをきっとご理解いただけるでしょう。 LAWGUEについてお調べの企業様やビジネスパーソン様は、ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人
樽見 章寛
樽見 章寛(たるみ あきひろ) 実印.net 編集部
「時間もかかるし、面倒だし、できれば避けたい…」。契約書のレビューに、こんな思いの企業担当者さまも多いでしょう。そんな契約書のレビューを「時短で、簡単に、そして安い価格で」行えるのが、AIを用いた契約書のレビューサービス。顧問弁護士による記事のリーガルチェックも経験している筆者が、「契約書レビュー」に関して徹底解説します。




LAWGUE(ローグ)とは

LAWGUE(ローグ)

LAWGUE(読み方:ローグ)は、人の手によるリーガルチェックを最大限に業務効率化できるよう、AIがサポートしてくれるサービスです。

一般的なAI契約書レビューサービスのように「AIがリスク箇所を自動検知して修正提案してくれる」といった機能ではなく、あくまで人間によるリーガルチェックを効率化するための機能が搭載されています。

具体的な機能内容は「LAWGUEの機能」の見出しで紹介しているので、そちらでご確認ください。


LAWGUEの運営会社

LAWGUEの運営会社は株式会社日本法務システム研究所。 2018年4月に設立された比較的新しい企業で、LAWGUEの開発と提供が主要事業となっています。


LAWGUEの導入事例

LAWGUEは多くの企業で導入されており、有名企業での導入実績も豊富に有しています。導入企業の一例を紹介すると、下記のとおりです。

  • JSOL
  • ネクスティエレクトロニクス
  • アシックス
  • ハリマ化成グループ
  • 鹿島建設
  • 中国電力

このように誰もが知る有名企業や大手電力会社での導入事例があり、LAWGUEの信頼性の高さが理解できます。


LAWGUEのセキュリティ

LAWGUEでは、導入企業が安心してサービスを利用できるように、様々なセキュリティ対策が施されています。 LAWGUEで実施されているセキュリティ対策の例を紹介すると、下記のとおりです。

  • 信頼性の高いAWSを採用
  • TLS1.2による通信暗号化
  • 保管データの暗号化とバックアップ
  • 多要素認証やIPアドレス制限によるアカウント保護

このように堅牢なセキュリティ対策が施されているため、外部から攻撃されるリスクについて心配し過ぎる必要はないでしょう。



LAWGUEの機能

ローグの機能を解説

こちらでは、LAWGUEに搭載されている代表的な機能例を紹介します。


過去文書の類似条項をAIが自動探知

LAWGUEのメイン機能の1つが、AIが過去の契約書から類似条項や欠落条項を自動的に見つけてくれる機能です。 LAWGUEは契約書以外に社内規定や仕様書、IR文書や議事録など様々な文書で使用でき、企業のニーズに合わせて柔軟に活用できます。


法務業務のナレッジを自動で蓄積

LAWGUEは、法務業務のナレッジマネジメントツールとしても活用できます。 取引相手との交渉により自社に不利な変更が発生した条項なども簡単に登録でき、過去の契約事例を自社のナレッジや参考マニュアルとして蓄積して有効活用できます。


インデントや番号もAIが自動修正

LAWGUEでは、契約書の作成業務で発生しがちな“非効率な作業”をAIが自動で行ってくれる便利なオンラインエディタ機能が搭載されています。

インデントの修正・調整や番号の振り直しなど、手作業では時間のかかる無駄な作業もAIがスピーディーに対応。 作業時間を大幅に短縮できます。


LAWGUEは、主要な電子契約システムである「クラウドサイン」(弁護士ドットコム株式会社)とのシステム連携が可能です。 作成した契約書をオンライン上で締結でき、契約業務をより効率的に行えます。

また、LAWGUEでは、他にも複数の外部サービスとの連携機能が用意されています。 もし自社で導入済みのツールがあれば、連携可能かどうかLAWGUEまで問い合わせてみてはいかがでしょうか。



サービスの特徴とメリット

AI契約書レビューの特徴とメリット

こちらでは、LAWGUEならではの特徴や利用するメリットを紹介します。


自社独自の特許技術を活用

LAWGUEの特徴として、自社独自の特許技術が活用されている点が挙げられます。 LAWGUEで活用されている特許取得済み技術とは、文書の類型を問わずに条項単位で類似箇所を検索したり、欠落箇所をサジェストしたりするもの。

すなわち、LAWGUEのメイン機能であるリーガルチェックの支援機能が、特許技術の活用部分となります。

他社のAI契約書レビューサービスの多くは「AIがリスク箇所を検知し、修正提案を行うもの」が一般的なので、人の手によるリーガルチェックを効率化したいならLAWGUEの方が適しています


契約書以外の様々な文書で利用可能

LAWGUEの機能を紹介する部分で、契約書以外にも様々な文書で利用可能とお伝えしました。 他社のAI契約書レビューサービスの多くは、契約書のみを対象としているため、その他文書のチェックを効率化するのは難しい場合が多いです。

その点、LAWGUEであれば契約書以外にも様々な書類で使用できます。 新しい規定を作成する際には用意されたひな型をベースとして使用でき、リスクの軽減と業務効率化の両方を実現できます。


独自のオンラインエディタで業務効率化

LAWGUEのオンラインエディタを活用すれば、通常のWordよりも効率よく法務業務をこなせるでしょう。 LAWGUEにはWordファイルとの互換性があり、「.docx」ファイルをインポートして使用可能。反対に「.docx」ファイルとして書き出すこともできます。


英文契約書レビューなら「LAWGUE T-400」

もし、英文契約書のレビュー業務を効率化したいのであれば、関連サービスである「LAWGUE T-400」を検討するとよいでしょう。

こちらはLAWGUEにAI自動翻訳エンジンT-400(株式会社ロゼッタ)を搭載したモデルであり、英語で作成された契約書をワンクリックで日本語に翻訳できます。

なお、LAWGUE T-400が対応しているのは現時点では英語のみですが、将来的には中国語やタイ語も順次対応予定とのことです。



LAWGUEの料金・価格・費用

ローグの料金・値段

契約書レビューの強い味方となってくれるLAWGUE。導入を検討する上で気になるのが、料金や価格に関する部分です。 残念ながらLAWGUEの公式サイトでは月額費用や初期費用など一切の料金が公開されておらず、問い合わせが必要となっています。

なお、LAWGUE公式サイトでは「トライアル期間を用意している」と掲載されているため、サービスの使い勝手を試してみたい企業様は、お気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。



口コミと評判

AI契約書レビューサービス「LAWGUE」の評判・口コミ

LAWGUEにはどのような口コミや評判が寄せられているのか、Twitter上での口コミを調査しました。



このように、LAWGUEは近年急成長中のリーガルテック市場においても、注目を集めているサービスであることがわかります。

残念ながら、LAWGUEの使用感などの口コミはTwitter上では見つかりませんでしたが、主に中小企業や大企業が使用するサービスであることを踏まえると、SNSでの口コミが少ないのは自然なことでしょう。



比較検討したい他社サービス

比較したい契約書レビューサービス

こちらのセクションでは、LAWGUEの導入を検討する際に比較したいおすすめの他社サービスを紹介します。


LeCHECK

中小企業に最適な契約書レビューサービス「リチェック」

LAWGUEの導入を検討するなら、AIが自動でリーガルチェックをしてくれる「LeCHECK」もおすすめ。

LAWGUEは人の手によるリーガルチェックの効率化をAIがサポートしてくれる一方、LeCHECKではAIが契約書のリスク箇所を自動で検知し、修正提案まで行ってくれます。

LeCHECKの修正提案や解説は各分野を専門とする弁護士が監修しているため、プロのリーガルチェックと同等のレビューが行えます。

しかも月額22,000円(税込)からと中小企業でも利用しやすい低価格が実現されているので、ぜひLeCHECKも検討対象に加えてみてください。

» 【中小企業に特におすすめ】LeCHECKはこちら


Hubble

ハブル

LAWGUEと同様に契約書の作成業務を効率化してくれるITツールが「Hubble」です。 Hubbleは、文書の作成や管理、共有に特化した業務効率化ツールであり、バージョン管理や差分チェックといった便利機能が搭載されています。

HubbleにはLAWGUEのように条項単位で過去契約書から検索したり欠落条項をサジェストしたりといった機能はありません。 しかし、より多くの主要な外部サービスとのシステム連携ができる点はHubbleのメリット。

LAWGUEとHubbleはどちらも似ているようで違った特徴のある業務効率化サービス。自社にはどちらの方が適しているのかよく検討し、導入するとよいでしょう。


LegalForce

リーガルフォース

「LegalForce」は、LAWGUEとは異なりAIが自動でリーガルチェックを行う業務効率化サービスです。 先ほど紹介したLeCHECKは中小企業向けのサービスでしたが、LegalForceはどちらかといえば大企業におすすめのサービスとなります。

LegalForceには契約業務を効率化するための様々な機能が豊富に搭載されており、かつ知名度も高い製品となっています。 キーワードを入力して過去の契約書から条文検索をする機能が搭載されており、ぜひLAWGUEと比較検討したいおすすめサービスです。



まとめ:契約書レビューサービスは比較して選ぼう

この記事では、契約書レビュー業務を効率化してくれるLAWGUEの機能や料金、特徴などに関する情報をまとめました。 LAWGUEは、AIが自動でリーガルチェックをしてくれるサービスではなく、AIによる支援機能により人の手による契約書レビューを効率化してくれるサービス

もしAIによる自動契約書レビューサービスを利用したいのであれば、予めLAWGUEではなくその他のサービスを検討するのがよいでしょう。 次の記事では、LAWGUE以外にも様々な契約書レビューサービスを比較していますので、ぜひそちらもご覧ください。

» AI契約書リーガルチェックのメリット・デメリットやサービスを紹介