
オノオレカンバという印材を聞いたことはあるでしょうか?
漢字では斧折樺と表記され、その字のごとく、斧が折れる程硬い木というのが名前の由来となっている木材を使用した実印素材になります。
国産の木材印鑑の中でも最も比重が高く、斧が折れるほどの硬さゆえに耐久性も抜群で、また、樹齢を判別できない程木目が細かい為、目が細かく捺印性も優れています。
ここでは、最も硬いといわれる木材印鑑オノオレカンバ(斧折樺)について詳しく見ていくことにしましょう。
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印鑑は、人生に何度も購入することはありません。言うなれば、一生に一度の買い物と行っても過言ではないほど重要な買い物。そのため”長い目”で見た時どれを選んだらよいのか、この視点を大切に、優良な情報をみなさまにお届けいたします。年間2.5万本の印鑑作成に貢献。
オノオレカンバの印鑑の特徴
斧が折れる程硬いといわれる木材印鑑の為、オノオレカンバが最も誇れるのは耐久性です。 その耐久性を誇る硬さの秘密は、年輪の細かさにあり、年輪が1ミリ成長するのに3年かかるといわれています。この木材の中でも類をみない耐久性は実印以外にもそろばんの玉や木琴などの楽器にも多く用いられており、その硬さから『夫婦の絆が折れない』といった意味で結婚祝いや、『心が折れない』といった意味から就職や進学祝いに贈呈される事も多いです
また、昔から金のなる木ともいわれていた木の為、契約ごとや金銭に関した場面で使うのが良いともされており、実印だけでなく銀行印としても重宝されています。
オノオレカンバは真樺と非常に性質も似ており、磨くと真樺以上の光沢が出ることから印鑑以外にも家具材や内装材にも使われる事も多いです。
取り扱っているおすすめのお店
オノオレカンバ印鑑を取り扱っているおすすめのネット通販ショップをご紹介しましょう印鑑の匠ドットコム
印鑑の匠ドットコムの通販サイトの特徴は各実印ごとにレーダーチャートで、お求めやすさ、耐久性、捺印性、希少性、収縮のしやすさ、デザインのばらつきの5種類5段階の評価がついているため、購入前に実印ごとの比較が可能なのが特徴です。

画像引用:印鑑の匠ドットコム
いいはんこやどっとこむ
いいはんこやどっとこむの木材印鑑は、『手彫り仕上げ』と『完全手彫り』の2種類の制作方法を展開しています。
手彫り仕上げは機械彫りで粗削りまでを行った後の印面の仕上げを職人の手彫り作業で行うもので、通常の機械彫り印鑑に比べて偽造のリスクが低いのが特徴で、完全手彫りは制作のすべての工程を熟練職人の手彫り作業によって行います。
熟練した職人による完全手彫り実印は唯一無二。植林のきかないオノオレカンバの印材の価値をより高めるに値する印鑑製法といえます。
平安堂
実印業者の中で老舗の部類に入る平安堂は、日本最大の印材品揃えを誇っています。 豊富な品揃えが特徴ですから、オノオレカンバに関しても良質のものが多いのが特徴です。
平安堂の印鑑制作は通常の料金に+9,900円(税込)で職人の完全手彫りによる実印制作が可能です。
平安堂の印鑑職人は、国家検定1級印章彫刻技能士の資格を有しており、その中でも一級技能士全国技能グランプリで第一位通産大臣賞を受賞している方が手掛ける為、品質に関しては間違いのないものが手に入るでしょう。
ハンコマン
ハンコマンは『ハンコソムリエ』というハンコ選びのサポートをしてくれる実印選びのプロがいるのがポイントです。 そんなユニークな特徴をもつハンコマンでもオノオレカンバを取り扱っています。
比較的、格安印鑑提供に定評があるショップですので、安さにこだわるならおすすめのショップといえます。
安いからといって品質に問題があるわけでもなく、10年保証もしているので安心して購入できるでしょう。
実印素材「オノオレカンバ」の値段一覧
では、最後にオノオレカンバの価格相場を見ていくことにしましょう。※表記価格は税込
店舗名 | 15.0mm | 16.5mm | 18.0mm |
---|---|---|---|
ハンコマン | ¥5,480 | ¥6,580 | ¥6,930 |
印鑑の 匠ドットコム | ¥3,080 | ¥3,480 | ¥3,880 |
いいはんこやどっとこむ | ¥3,980 | ¥4,580 | ¥4,780 |
平安堂 | - | - | ¥29,480 |
圧倒的な低価格を実現しているのは、印鑑の匠ドットコムですね。 手彫りでありながらリーズナブルなものを求めるのでれば、いいはんこやどっとこむの手彫り印鑑もおすすめといったところかと思われます。
黒楓といった一風かわった楓印鑑などもおいているハンコマンは5,000円以上の購入でオリジナル巾着袋がついてくるので、お得に購入した方にはイチオシの実印通販業者です。